犬を助けるべくBMWの窓を割った男

· 2018年5月15日
動物好きな人は罪のない動物たちの命を救うためなら、なんだってやります。

このニュースは、車内に閉じ込められた犬を助けるため、男の人が太陽の下にとめてあった車の窓を割ったというお話です。この事件はカナダで起こりましたが、注意を呼び掛けているにも関わらず、世界中で無責任な飼い主たちは死というリスクを背負って犬を車内に残します。それに反して、たくさんの人がこういう事に気づき、ペットを死のトラップから助ける方法を探しています。

オンタリオで小さな犬はどうやって助けられたのか

事件はこうやって起きました。オンタリオ(カナダ)の南に位置するヒューロン湖の端にある町のグランド・ベンドでは、その日32°Cでした。そしてあるフェスティバルの準備の途中、太陽の下にとまった黒いBMWの車内で犬が必死でハアハアと息をしていました。この最後の事実は車内が数分の間で50°C以上まで達したことを示しています。

イベントの運営者たちは車とペットの主に出てくるように、とメガホンでアナウンスをしましたが、誰も来ませんでした。というわけで、遅くもなく怠けるでもなく、ある男の人が大きな石を使って割れるまで窓に石を当て続け、小さな犬はその場にいた人たちの喜びと拍手と共に無事救出されました。

こちらがその状況を映したビデオです。犬の飼い主に関しては、そうですね、なんと言いましょう。彼は、結局一時間後に現れたのです。

駐車した車の中で犬を一匹にさせると数分で死に至る可能性もあります。車内では気温がかなり上がり、ペットが熱中症にかかる可能性が高くなります。

駐車した車の中でペットを一匹にするのが危険な理由

とめた車の中では気温は上がる、ということをよく頭に入れておいて下さい。数分しかかかりません。それに加え、犬は熱を処理するのが苦手です。だから、マイ・アニマルズの私たちは繰り返し言い続けます。絶対に、絶対に、ペットを車の中で一匹にしないで下さい。

もちろん、こういう事は夏に起こることの方が多いでしょう。でも車内の温度は急激に上がります。そんなに暑くない日でも、曇りの日でも起こるかもしれません。又は、車が日陰にとまっていても起こり得るのです。

車に犬を取り残すということは、犬が健康に深刻な問題を抱えるというリスクを負うということです。それどころか、熱中症で死んでしまうかもしれません。しかし、少しだけ窓を開けておいてあげるというのは解決策にはなりません。簡単に言うと、車内の温度は高いままなのです。なぜ?それは、車の金属屋根がオーバーヒートしてしまうからです。

車に閉じ込められている犬を助ける方法

もし一匹だけで車の中に閉じ込められて暑さに苦しんでいる犬を見かけることがあったら、無視しないで下さい。そして、次の手順に従って下さい。

  • 周りに飼い主がいないか確認して探して下さい。
  • 警察など関係者に連絡して、そちらで問題を処理してもらいましょう。あなたは動物虐待の目撃者ですから、通報しなければなりません。
  • 何も反応がなく動物の容態が悪化しているようであれば、立会人を探してどんな手を使ってでも車から出してあげて犬の命を救いましょう。
  • 飼い主か関係者が来るまで犬に水を与え、身体を冷やしてあげましょう。
  • 健康状態が深刻に悪化している場合、直ちに獣医の所に連れて行きましょう。

犬や他の動物の命は車の窓よりずっと価値がある

車など、物の損傷は、命が危険にさらされている時は考慮なんてしなくてもいいのです。そういうことを気に掛ける人も中にはいますが。

しかし、法律も少しずつ変わってきています。例えば、北アメリカの各地の洲では車内の動物に死の危険性がある場合は車のドアや窓を割ることを許可するという規定があります。

そして、最近のアリカンテのニュースでは、飼い主に連絡が取れなくて、治安警察が暑さでぐったりしていたピットブルの命を助けるために窓を割ったというお話がありました。