犬にも感情があると科学的に証明!

· 2018年6月14日
驚くかもしれませんが、犬にも感情と善悪を判断する能力があるのです。ある脳画像によってそれが証明されました。

犬にも感情はあるのでしょうか?犬にも共感することはできるのでしょうか?人間の動物への理解は常に変化しているのです。

動物の良心

科学と法律の世界では、動物にも感情があり苦しむという事実を受け入れるのに対し消極的でありました。動物の心についてあまり知らない彼らは、想像するよりはるかに豊かで複雑な動物の世界に目を背けていたのです。

しかし、動物愛好家は全く違った考えを持っています。動物の権利を支持する団体や政党は動物の認知能力を確かなものとして認めています。

寄り添うゴールデン

2017年12月スペイン ー スペイン下院は、動物を所有物としてではなく、権利をもつ「存在」として認めるよう宣言しました。少しずつではありますが、動物に対する考え方や動物の認知能力についての見方は変わってきています。そして、その動物の一つが犬なのです。

脳画像で新発見

他の動物が感情を持つ可能性が考えられるようになったのはつい10年前のことです。エモリー大学の神経科学者グレゴリー・バーンズ氏は、犬が感情を持つことができるかどうかを見つけ出すことに研究の焦点を絞ることにしました。そこで、バーンズ氏は犬に訓練を行い、脳画像が撮れるように教育したのです。

検査のおかげでバーンズ氏は動物の脳機能分化の地図を作ることに成功しました。そして、彼の提示する刺激に対し、動物がどのように反応するかを見つけ出したのです。結果はバーンズ学者の本 “What It’s Like to Be a Dog”に書かれています。

科学雑誌“Science”に掲載された研究では、犬は人間と類似した方法で情報を処理しているということが既に確認されています。この論文では、左脳が言葉に対して反応が見られたのに対し、右脳はその言葉の裏に秘められた意図に対して反応が得られたことが証明されています。

研究第一被験者のキャーリーの物語

バーンズ氏はキャーリーというテリア雑種のメス犬を地域の保健所から引き取りました。特にこれといった理由があってその犬を選んだわけではありませんでしたが、キャーリーは好奇心が強く、多くのテリアのように元気いっぱいでした。

まず、バーンズ氏は家にシミュレーターを作りました。これは病院の脳画像を撮る機械のように大きな音がするもので、犬を大きな音に慣れさせるためです。機械の磁石が作り出す音を録音し、家でキャーリーと遊んでいるときにそれを流しました。

最初は小さな音で流し、徐々に音を大きくしていきました。このプロセスは2~3カ月間続き、予想以上に簡単でした。この成功をもとに、バーンズ氏は他の犬にも同じことをしました。

犬と人間の尾状核は似ている

尾状核は大脳半球の最も深い部分に位置する神経核です。多くの動物、得に哺乳類にあり、ドーパミンを受ける際とても大切な役割を果たしています。

愛される犬

尾状核は脳が予測や期待の状態にある時に活性化し、情報を受け取ると、その情報をどうするかの意思決定プロセスが行われます。ポジティブなことであればこの状態はより強いものになります。

この脳の体制は人間も犬も同じ条件下で似たように活性化されます。しかし、脳のサイズの明確な違い(犬の脳はレモン大)により、犬は人間ほどの能力はないのです。

犬には人間を愛する能力はあるのか?

この研究では、犬に2つの物を見せました。1つは食べ物を使いながら、そしてもう1つは「いい子だね!」と褒め言葉を言いながら物を特定するように訓練しました。食べ物を使いながら特定するのを好む犬もいれば、2つめの褒め言葉を好む犬もいました。

このことに関しては明確な回答はなく、犬が飼い主との間に築き上げた関係が違いを生むと考えられています。

メイン画面のソース:smlp.co.uk