犬は飛行機内では荷物?!貨物室の危険性

· 2018年6月21日
犬をスーツケースのように荷物扱いすることは犯罪として認められるべきです。旅行前も、旅行中も、旅行の後も愛犬はただの荷物として扱われ、ある種の虐待を受けているのです。これは許されるべき行為ではありません。

「犬と一緒でなければダメ」最近はこのフレーズをよく耳にするようになってきました。動物と人間は深い絆で結ばれるようになり、ペットも人間のように扱われることが多くなってきました。人間は動物たちの幸せを願い、動物たちが適切なケアを受けることを求めているのです。このことが原因となり、今、飛行機のペット輸送が大きな論争を巻き起こしています。

明確な理由から、大型犬の場合は座席まで機内持ち込み荷物として運び入れることは不可能です。それができるのは、ケージや専用のバッグに入れた小型犬のみです。

犬が一定の重さ以上の場合、飛行機の貨物室に乗せることが唯一の輸送方法になります。犬に問題が起きないように特別なサービスを有料で受けることもできます。それでも、旅行前、旅行中、そして旅行の後にペットが受けるであろう扱いに胸を痛める飼い主がたくさんいるが実状です。

犬を貨物室に入れる危険性

個人的な経験や他の飼い主から聞いた話では、貨物室に犬を乗せることは全て運で決まるようです。良いスタッフに恵まれ、遅延もなく、犬がスーツケース扱いされないかは全て運次第なのです。

まるでスーツケースのようにドッグケージを投げている空港職員のビデオを目にしたことはあることでしょう。

スーツケースと犬

貨物室に乗せられた犬は、特に外が暑いときは空気が必要です。それだけでなく、飛行機に乗せられるまで、または飼い主の元へ戻されるまでの長い間、外で待っているのです。外気温によっては熱中症や低体温症を引き起こす可能性があります。

扱いを過ったために起こってしまった死亡事故はたくさんあります。密閉され酸素の少ない小さな空間に犬を閉じ込めることは残酷です。そこで、多くのアメリカの会社は、飛行機で動物を輸送しないことを決めたのでした。

また、気温が極端に高い日だけ動物の輸送を拒否する会社もありました。他にも、外国へ引っ越す場合のように、どうしても必要なときのみ許可する会社もありました。

貨物室の犬の死亡事故に関する統計

米国では、航空会社を利用して起きたペットの死亡事故を公表することが義務付けられています。残念ながら、悲劇が起きない月はありません。

スペインでは義務化されていませんが、悲しいことにたくさんの犬が命を落としているのです。そこで、スペインでは短頭犬種(鼻ペチャのワンちゃん)や呼吸器系の疾患がある犬の貨物室への搭乗は禁止することにしました。

荷物に詰められる犬

空港職員がどのようにペットを扱っているかが映っているビデオは多く共有されています。とても丁寧な扱いに驚くこともありますが、残念ながら、殆どの場合はスーツケースやどうでもいい物として扱われている様子が映し出させているビデオなのです。

実体験

ジャネット・シンクレアは、愛犬と愛猫が丁寧に扱ってもらえるよう、空港で追加料金を支払いました。しかし、彼女の思ったようにはいきませんでした。そして、結果として空港会社に対し訴状を提出することになったのです。何があったのでしょうか。

彼女は飛行機から見てしまったのです。軽くではありましたが、猫のケージを蹴って動かしているところを。飛行機の遅延により彼女のペットは気温約30度の炎天下、外で45分間も待たされてしまいました。

戻ってきた犬は熱中症になり、血まみれで傷だらけの死亡寸前の酷い状態でした。幸い犬は元気になりましたが、ジャネットは黙っていることはできませんでした。飛行機でのペット輸送に関するルールが作業員たちにとってより厳しくなるという希望を抱いて、この事件を報告することにしたのです。

今のところ、旅行の際は家族や友人、またはペットホテルにペットを預けることを好む人が多いようです。人は誰もが自由に物事を決めていいものですが、ペットのことに関してはこれがベストチョイスなのかもしれません。