洪水の中16時間以上も水中で戦い続けたピットブル

· 2018年6月12日

自然災害は人と動物の両方に被害をもたらします。洪水、地震、津波などの災害時には犬、猫、馬、牛など数々の動物が忘れられてしまうことがあります。この記事では救助されるまで水中で16時間も待ち続けたピットブルについてお話したいと思います。まず彼らが住む家が浸水した時に全てが始まりました。

ルイジアナで救助されたピットブル

助けを求める犬

2016年8月中旬ルイジアナの洪水が発生しました。少なくとも4万世帯が被害を受け、11人が死亡し30,000人が救助を求めました。そして1,000匹の動物も救助を必要としました。

救助隊は数ある仕事の一つとして、自然災害発生の後、生き残っている人や動物がいないか水の中を捜索しました。ダレル・ワトソンとマイク・アンダーソンは、自分の命を顧みず、人間やペット、野生動物を救うために救助活動を行っていました。

彼らは、洪水の中で懸命に生き残ろうとしている2匹のピットブルを見て驚きました。水は3フィートに達していて犬は何とか浮かんでいようと、できる限りのことをしていました。計算によると、犬は木や家や浮いているものの間を16時間もの間泳いでいました。

救助隊は2つの家の間でピットブルを発見しました。犬は水の中の浮いているものが集まった「島」に上ろうと懸命にもがいていました。幸いなことに、2匹とも救出され家族の元へ連れて行くことができました。

ダレルとマイクは陸地に戻ったときに、もし飼い主を見つけられなければ自分たちがこのピットブルの面倒を見ようと思っていました。

ルイジアナで救出されたもう1匹の犬

バトンルージュは洪水の被害が最もひどかった地域の1つでした。わずか2時間の間に6フィートの深さの水が氾濫した地域もありました。救助隊員のジョッシュ・ペティはここでご紹介するもう1人の救助隊です。FOXニュースによると、彼は以下のように語っています。

「茂みが動くのがチラッと見えたんです!これが私が見た全てでした。目や鼻はかろうじて水の上にありました。その犬はとても疲れていて、かろうじて立ち泳ぎをしており、死の恐怖に怯えとても悲しい目をしていました。私たちが犬を救出して、膝に犬の頭をもたれかけさせると、まるで赤ちゃんのように泣いてうめき声をあげました。犬は私に感謝していましたし、私は犬の存在を気づかせてくれた神に感謝しています。」

ルイジアナの洪水で一緒に救われた犬と飼い主

溺れないように懸命にもがく犬

今度もまたバトンルージュで起きた話です。救出は非常に劇的でしたが幸いにもハッピーエンドで終わっています。ボートに乗った2人の救助隊員が女性と犬の命を救いました。彼女たちは車の中にいて洪水の中でまさに溺れている最中でした。

救助隊は、女性が助けを求める叫び声を聞きました。救助隊の1人デービット・フォンは水に飛びこんで女性を車から救出することができました。彼女は車にまだいる子犬も救出するように頼みました。もう一度デービットは水中に潜り、再び犬を腕に抱いて水面に戻ってきました。

私たちは捜索救助隊員の献身的な活動に敬意を示します。彼らは自らの命を危険に晒してでも他人を救おうと活動しています。またこれらのストーリーは、恐怖に満ちて絶望的な状況では犬も人間と同じように恐怖と悲しみを感じていることを私たちに再び気づかせてくれました。