ペットを失うことは家族を失うこと

· 2018年10月12日
ペットたちが捧げてくれた愛情や忠誠心があなたにとってどれだけ心の支えになっていたか、悲しいことにそれは失ってみないと分からないものなのです。

ペットが亡くなってしまったときの喪失感は、家族の誰かを失うショックとほとんど変わりありません。他に比べようのないほど大きく、辛く、受け入れ難い苦痛です。この記事では、なぜそんな感情が生まれてしまうのかを紹介したいと思います。

ペットを失う痛み

動物を愛する人はみな、その動物たちを失うよりも辛いことはない、と思っている事でしょう。しかし犬や猫たちは私たちと共に生き、共に楽しい時間を過ごすことで、私たちの意識から「生き物は必ず死ぬ」という概念を薄れさせてしまうのです。そんなことを考えたら喉が詰まるような気持ちになる、それは分かっています。ただ「生きている」以上、遅かれ早かれ「死」は必ず訪れますし、私たちは心も体も、それに備えておかなければならないのです。

ペットと生きることは、「ペットなくして生きる人生」を想像できないようにするほど、強い繋がりを互いの間に生み出します。

残念ながら、ペットになる動物たちの寿命は、私たちに比べて遥かに短いです。故に、相手を失ったとき、悲しむのは常に私たち人間です。心理学の専門家によると、ペットを失くすことが人間の心に与える衝撃は、家族を失うのとほぼ同じだと説明されています。それは当然、飼い主たちはペットのことを「家族の一員」だと感じているからです。

さらに、ハワイ大学の調査結果によると、ペットを失くす苦痛は、激しく深いだけではなく、長期間続きやすいそうです。最低でも6ヶ月に渡ってペットロスに苦しんだ人が、3人に1人の割合でいるということが分かっています。

特別な関係の終わり

ペットは私たちに、愛・忠誠・心の支えをもたらしてくれます。それゆえ、彼らを失くしたり奪われたときあなたは、ペットとの「特別で大切な関係の終結」を経験せざるを得ません。

この痛みは多くの場合、動物を飼ったことのない人には理解し難いものです。家族を失った悲しみは同情されやすいのに対し、ペットに関しては、犬や猫の為に悲しみすぎだと非難されやすいのです。

たくさんのカップルや家族が新しい同居人としてペットを飼い始めることが多い今、人間であったかのように葬式を行うことも一般的になってきました。ペット用の特別な墓地も用意されるほどです。

どうすればペットロスを克服できるのか

友人や家族に理解されなかったり、悲しみ過ぎだと言われたりされてもそんなことは関係ありません。あなたの犬やが亡くなった以上、悲しみは外に出さなければなりませんし、また、その現実も受け入れなければなりません。ゆっくり、じっくりと時間をかけて、この辛い事実を乗り越えていきましょう。

決して抑え込むことなく、涙と一緒に苦しみを全部出してしまいましょう。

ペットは生き物として最期を迎えただけであり、それはあなたの責任ではありません。自分を許し、自分に優しくあるためにも、自身を責めてはいけません。

ペットを失くして最初の一週間ほどは、本当に辛く感じるかもしれません。喋りたくなければ喋る必要はないですし、家に居たい場合は居るべきです。しかし、いつかは普段の生活に戻らなければならない、ということは心に留めておかないといけません。

最後に、失くしたペットとの思い出は、頭の中にだけ残しておきましょう。そして痛みを少しでも和らげるため、そのペットに使っていた道具やおもちゃは、なるべく残しておかないようにしましょう。世の中には、シェルターに保護され、おもちゃや食べ物を必要としている動物たちがたくさんいますから、捨てるのではなく寄付するという方法もあります。また、次のペットを飼い始める前に、十分に落ち着けるだけの時間を設けましょう。