ペットの哀悼:それは人の死と同じ?

· 2018年10月22日
ペットに先立たれた時に陥る睡眠障害、食欲不振、鬱状態は大きな苦しみをもたらすでしょう。
愛犬や愛猫が亡くなった時、ほとんどの人は愛する人が亡くなった時と同じ感情を抱くでしょう。場合によっては、それは人間が亡くなった時よりも強い哀悼を抱く事もあります。この記事では、 ペットの哀悼 について解説したいと思います。

ペットの哀悼 :悲痛な時間

犬や猫の死を経験したことのある人は、この痛みを知っているでしょう。大切な友を失った事で、ほとんどの飼い主達は睡眠障害や食欲不振など、日常を痛み無くして送れなくなります。

夕日に染まるビーチと犬 哀悼

また、集中できなくなったり、気力が無くなり、鬱や虚無感に苛まれる事も少なくありません。子どもの居ない夫婦の中には、愛犬や愛猫を自分たちの「子ども」として家族に迎える事もあり、そんな夫婦は、ペットの死後離婚する確率も通常より高くなります。

当然犬の飼い主も愛犬の死によって大きな苦痛を感じますが、猫の飼い主の愛猫の死による精神的苦痛はさらに大きいと言われています。なぜか?それは猫は犬より狭いスペースで育てられてきたからです。そしてまた、猫の飼い主は猫にスピリチュアルな繋がりを感じている事も挙げられます。

お年寄りや子どもは、特にペットの死に傷つきやすい

愛犬や愛猫の死による影響は、その人の性格によりけりです。しかしその影響は、お年寄りと子どもにとって特に大きい傾向にあります。

お年寄りの場合は動物が唯一の家族だったという場合が多く、また子どもの場合は、生まれた時からペットと一緒に暮らしていた為その別れを受け入れられないというケースが多くあります。

これは愛する者の死全てに言えますが、それがペットの死でも、深い痛みと悲しみを乗り越えることは重要です。つまり、ペットを埋葬してから生前を思い出すという一連のサイクルからいつかは抜け出さなければいけないのです。

ペットの哀悼

愛犬や愛猫がこの世を旅立った時、飼い主が最初に思うことの一つは、何が起こっているのか理解できない、です。ペットが長生きして、生前(老化による自然現象としての)慢性疾患に苦しんでいたとしても、私たちはもう彼らが寄り添ってくれることが無いと知り、苦しくなるものです。

ペットが埋葬、もしくは火葬された後でも、まだ時々その存在を感じることがあります。ベッド脇で足音が聞こえたり、ドアの前でニャーと聞こえたり。それについて、ペットの魂が私たちに心配しなくて大丈夫だよと告げていると言う人もいれば、耳が習慣的に聞き慣れた音を幻聴として聞いているという人もいます。

日常的にペットとひと時を過ごしていた場所は、彼らの死後は最も苦痛を感じる場所になります。仕事から帰ってきても尻尾を振りながら迎えてくれる存在は無く、また寒い冬の日にゴロゴロと喉を鳴らしていた事も、公園で遊んだことも、全て寂しさに変わります。

お年寄りや子どもは特にペットの死に傷つきやすいのです。

時の流れと共に、そんな思い出が悲痛なものとして私たちを泣かせる事も無くなってゆきます。ペットの写真を見る事も、過去の思い出を語る事も、次第に悲しみを抱かず出来るようになります。

愛犬と共にお墓参り 哀悼

埋葬、そして思い出を語り合う事

もしペットが墓地に埋葬されたなら、お墓参りに行くことができます。おもちゃを持って行ってあげてもいいかもしれません。もしくは、バーチャルの墓地(ネット上には沢山あります)なら、写真を投稿してあげたり、メッセージを書き込んだりすることもできます。こういうサイトの存在は、悲しみに暮れる人が世の中には沢山いるという事も示しています。

ペットの死を克服したら、新しい犬や猫を家にお迎えする事をお勧めします。ペットの死後、すぐに新しいペットを買ったり引き取ったりする人は沢山いて、それが彼らにとって前に進む最善の方法なのだと言います。しかし、これが逆効果となる場合もあります。なぜなら私たち自身が新しい命を預かる状態になっていないからです。しかも、亡くなったペットと新しいペットを照らし合わせてしまう事も有り得るので気をつけましょう。