盲犬ホシと盲導犬ゼン

· 2018年8月4日

盲目の人たちをサポートする・守るために訓練される盲導犬たちですが、その目が見えない相手ももし犬だったらと、考えたことがありますか? 今回ご紹介するお話の主人公は、盲目の犬ホシと、彼の親友であり盲導犬であるゼンの2匹です。

動物たちの愛には、体の大きさも、種類も、毛の色も関係ないのだということを示す証がまた一つ増えることになるでしょう。

ホシとゼン

ホシとゼン2

ホシは11才のときに深刻な緑内障であるという診断を受け、両目と命を天秤にかけられました。飼い主は酷く悲しみながらも命を助けることを選びましたが、ホシは二度と今までと同じ風景を見ることはできなくなってしまいました。

しかしその一方で、飼い主はポメラニアンのゼンを飼い始めることも決心したのです。最初は単純にホシが孤独を感じないようにと決めたことでしたが、ゼンはただの友だちになるだけでは済まない素晴らしい存在だったのです。

ゼンの第六感

動物にはシックスセンスが備わっているとは言いますが、ゼンの場合どうやらそれは事実のようです。出会って間もないにもかかわらず、ホシは目が見えなくてサポートが必要であるということをゼンは理解していました。最初は吠えることで、後には一緒に付けられているリードを使うことで誘導していたのです。

まさにゼンのサポート能力は天性のものであると言え、またホシもゼンを完全に信頼しきっていました。2匹は今では親友になり、どこに行くのも一緒です。もうお気付きでしょうが、ゼンは盲導犬ではありませんし、その訓練も一切受けていません。ただ親友が必要としている補助を提供しているだけなのです。

ソーシャルメディア

彼らの飼い主はこの物語を自分たちだけに留めておくにはあまりにも特別すぎるだろうと感じ、ソーシャルメディアでシェアすることにしましたが、そこには想像以上の結果が待っていました。

ホシとゼンはインスタグラムやフェイスブックなどいたるところでフォロワー数25000人を超える有名犬コンビとなっています。毎日2匹の映った写真や動画がアップロードされていますが、ファンたちはそれだけでは物足りないようですよ。

犬の「エンパシー」

ホシとゼン3

動物たちは人間に対してのみでなく、他の動物に対しても愛情を見せたり、寄り添ったりすることができます。同じ種類の動物であるかどうかなども気にしません。

事実、「天敵」とまで呼ばれる相手とでさえ友情を芽生えさせてしまった動物たちの話などよく聞きますよね。

愛、友情、信頼など、人間は動物たちから学びべきことがたくさんあります。そこに外見の違いなど関係ないのです。このようなことを私たち人間が彼らから学べた日には、世界はずっとより良い場所になることでしょう。

画像出典元: The.Fluffy.Duoのフェイスブック