イルカはシャチが近くにいることをこうして知る!

· 2019年3月28日
シャチは海で最も恐れられている捕食者の一種です。この哺乳動物は、地球上で最も賢い動物の一種で、殆どの獲物は逃げることができない複雑な狩猟方法を駆使して狩りをします。

イルカとクジラは、地球上で最も攻撃的な鯨類が狩りをするときに発する音を認識することができます。そして、その音を聞くとすぐに逃げるのです。

イルカはシャチが近くにいることをこうして知る

シャチは海で最も恐れられている捕食者の一種です。この哺乳動物は、地球上で最も賢い動物の一種で、殆どの獲物は逃げることができない複雑な狩猟方法を駆使して狩りをします。そして、イルカはそんなシャチが近くで狩りをしていることに気が付くことのできる、数少ない動物の一つです。

海の最強ハンターの狩猟方法

狩りをしているシャチの群れと海の真ん中で出くわすほど恐ろしいことはありません。シャチの特徴的な鳴き声は、人間の声に似ています。それは、コミュニケーション、狩り、そして繁殖にも使われる高い音です。

この高音には、次のような特徴もあります。

  • クリック音による反響定位。順番に発せられる短い断続音のことで、主に自分の位置を確認するため、そして周囲にいる獲物の位置を断定するのに使われる。このような超音波の周波数は4~18kHzで、社会的な使われ方もする。
  • 超音波ホイッスルは、群れの中の他のシャチとコミュニケーションをとるのに役立つものです。超音波ホイッスルを通してシャチはお互いに連絡を取り合っていると言っていいでしょう。これは平均周波数3kHzで発せられ、通常は約1.8秒間続きます。
  • パルスコールは人間の金切り声や叫び声と混同する可能性のある音です。これは周波数が1~6kHzで、通常は狩りに使用されます。しかし、他のシャチとコミュニケーションをとるのにも便利な声です。

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狩りをするシャチ

上記のパルスコールは、人間が知覚できる唯一のものです。シャチの狩りにパルスコールは欠かせません。

鯨類には様々な亜集団があります。それらの違いは餌にする獲物の種類によるものであり、それは狩りで使用する狩猟方法に基づいています。

例えば、ニシンを狩るシャチの群れはメリーゴーランド戦略を使います。シャチは順番に、ニシンの群れの一番下まで行き、気泡を吹き出しながら周囲を回ります。白いお腹を見せ、音を出すことで獲物を恐怖に追いやります。こうすることで、ニシンは必死に逃げて水面にジャンプしますが、そこには群れの他のシャチが待ち構えているのです。

イルカは命がけで泳いで逃げるタイミングをどうやって知るの?

科学者のチームは、イルカがシャチのクリック音、コールやホイッスルを理解できるかを調べることにしました。なぜなら、理論上、シャチは大きなイルカだからです。

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クリック音 イルカ シャチ 狩り 狩猟方法

調べるために、海洋生物学チームは地元のイルカとクジラがシャチによって作られた音にどのように反応するかを観察するため、ノースカロライナの海岸から沖合約50マイルを航海しました。

実験の有効性を確認するために、科学者たちは最初にクジラとイルカが通常の反応をする日常の一連の音を流しました。そして、シャチの狩猟コールを流すと、イルカたちは音の音源とは反対方向に一斉に逃げたのでした。「我々が行っていることに対して、動物の群れがここまで強い反応を見せることは驚きです。」

主著者であるマシュー・バウワーズによって集められたデータを用いて、他の鯨類の反応を再現し、逃げ方を研究することができました。

それは、互いに非常に異なっているということが証明されました。イルカは一目散に逃げ出しましたが、クジラはシャチと立ち向かい、身を守るために一種の壁を作ったのでした。