犬が「人類の親友」と言われる理由

· 2018年7月2日

「人類の親友」と聞いた時に、すぐに犬のことが浮かびましたか?なんとこれが真実であると伺えるような最新の研究結果も存在しているのです。そして、確かに犬と一緒に暮らしているとたくさんの良いことがあります。ということで、今日はもっとこの「あだ名」について考えて見ましょう。

犬と一緒に住む利点

カーペットに座る犬

犬と一緒に住むと、精神的・身体的にも健康に良いとされます。確かに、犬と一緒に育ってきた子どもたちは、病気にもかかりにくく、より幸せになるとも言われています。

子どもから大人まで、または女性から男性まで、愛犬がいると以下のような恩恵が与えられます。

  • 孤独にならない。一人暮らしで孤独を感じている人にとって、愛犬は最高の解決策です。帰宅した時、家がシーンとしているなんて事はなくなり、常に上機嫌な誰かが笑顔と愛情を持って「おかえり」と言ってくれます。
  • 病気の予防にもなる。犬が外から帰宅した時には、何らかのバクテリアや病原菌を持ち帰ってきます。ということで、愛犬と暮らしているといつの間にか菌に対する免疫が生まれるのです。また喘息にも効果的で、散歩に連れて行ったりすることで、心臓病のリスクも低下します。
  • 体の健康にも効果的。犬を飼うと、必然的に私たちも活動的になります。つまり体を動かすのが日課となり、心も体も健康になります。
  • ストレスを解消してくれる。動物が側にいる事でストレスが和らぐこともよく知られています。有名なペットフードのブランドも同じようなことを言っていますね。
犬が人生にもたらしてくれる恩恵は数え出すとキリがありません。でも、今日はあえてもう少し深く話しましょう。

「人類の友」はガンも発見してくれる

複数の研究機関が共同でこの研究を行いました。詳しく言うと、「マドカン・カニン・トレーニングクラブ(the Madocan Canine Training Club)」と「ミスター・ドッグス・セラビー及び保護協会 (Mr. Dogs Association of Therapy and Assistance Dogs)」の協力のもと、「サンタルチア・オブ・カルタヘナ病院 (the Santa Lucia of Cartagena Hospital)」 の泌尿器科と「ムルシア州の厚生省2課 (Health Area Ⅱ of the Murcia Service)」が行なった研究です。

この研究で、なんと犬は前立腺ガンを発見することができる事が分かりました。前立腺癌は男性によく起こりうるガンで、そして致命的です。一体どうやって発見したと言うのでしょう?
これには犬の嗅覚がカギを握っています。確かに、犬が信じられないような嗅覚を持ち合わせているのは周知の事実です。何と言っても彼らは匂いの情報を脳に記録し、数年間もそれを覚えているのですから。

この研究では、複数の犬がグループとなり、特定の匂いを嗅ぎ分けるよう訓練されるところから始まりました。そして健常者と病気の人を含む様々な人たちから尿のサンプルを取り、犬にその匂い嗅がせたところ87%の精度で、病気の人を見分けることができたと言います。

散歩する犬

これは現在多くの人が苦しんでいる病気への治療や予防に対する、大きな一歩となり得ます。

この研究に関わっている専門家たちは、さらに詳細な統計と研究結果を得るために今後も研究を続けていくといいます。つまり、ガンを含む病気から命を守るために、犬の診察能力の研究を進めるということです。

実はこのような研究は昔からありました。というのも、複雑なテストを抜きに犬がガンを発見することは、過去になんどもあったからです。しかし87%という精度を叩き出したのは、この研究が最初です。

犬は「人類の親友」とはよく言ったものですが、まさか命まで助けてくれるとは思いもしなかったでしょう?