居場所を見つけるまで1万1000キロ旅した犬:アヌビスくん

· 2018年5月6日
心が温かくなること間違いなしの努力と忍耐の実話です。

たくさんの痛みと不当な仕打ちを受けたのちにハッピーエンドへたどり着くのストーリーは何千とあります。エジプトで生まれ、アメリカで愛に囲まれて生活しているアヌビスも同じです。どうやって新しい家を見つけるために1万1000キロ旅したのでしょうか。旅した保護犬のお話をここでしましょう。

カイロからテキサスまで旅した保護犬のアヌビス

アヌビスはエジプトの首都に住んでいる犬でした。何か気に入らないことがあるたびに(全ての犬たちと同じように)吠えました。ある夜、アヌビスの吠える声を聞きたくない人がいました。そしてその人は、アヌビスを殴り、虐待しました。そして、それはあまりにひどすぎてアヌビスは鼻を失ってしまいました。

アヌビスはケガを負ったまま道を歩き回りました。やがて、動物保護施設が車の下にいるのを見つけました。彼らは必要な救急処置を済ませ、アヌビスが回復すると彼のための新しい家を探し始めました。しかし、新しい家族がカイロから1万1000キロも離れた所にいるなんて彼らには想像もつきませんでした。

ケリー・ハトソンはアメリカのテキサス州に住む女の子。動物が大好きで犬を引き取りたがっていました。SNSを通じてアヌビスのストーリーを知ると、彼女は一目惚れしました。アヌビスに北アメリカにある彼女の家に来て欲しかったのです。

けれど、彼女には資金が足りませんでした。そこで世界各地からボランティアを集めました。彼らは、アヌビスが色んな国を通る長旅の間、少しだけお世話をするつもりでした…そう、あの一番「有名」なアヌビスがたくさん小さな旅をしたように。資金を集めている間、各「乗り継ぎ」家族が少しの間アヌビスのお世話をしながら保護犬は旅を続けました。

アメリカの保護施設が少しの間預かった後、ついに10時間の運転ののち新しい飼い主はアヌビスを迎えに来ました。アヌビスは、仮の飼い主達ともとても仲良くなり、ハトソン家に来てからはたくさん愛されながらお世話されています。

犬物語その2: 警察官に保護され引き取られたピットブル

フロリダ州のヒルズボロ警察の電話がなりました。電話の内容は、道路の脇にひかれた犬がいるという内容でした。動物好きのティム・レンという警官がその犬の救助に駆けつけました。そして、彼らの人生は永遠に変わることになりました。

犬はピットブルでした。車にひかれ、道の真ん中に捨てられていたのです。警官は応急手当てをし、様態を安定させた後近くの獣医に連れて行きました。

治療を受け、犬は無事生き延びました。そしてたくさんかわいがって抱きしめてくれる飼い主を見つけたのです。もちろんすごく感謝しているでしょう。恐ろしい状況の中でこの人が現れて人間への希望を取り戻してくれたのですから。

病気やケガをしている保護犬を引き取りたい…どうすればいいの?

この二つのお話は私達にたくさんのことを教えてくれます。健康でなくとも、子犬でなくとも(ほとんどの人は子犬を飼いたがりますが)、犬のことを大切にお世話できるということ。もしペットを引き取ろうと思っている場合は、救助された保護犬たちを最初に見ることをおすすめします。病気だったり、障害を持っていたり、あと少ししか生きる時間がなくても、引き取ることを考えてあげて下さい。その子の命の恩人になることになりますよ!

たくさんお世話が必要な救助された保護犬を連れて帰るということは健康な犬を連れて帰るのとは違いますから、もちろん迷いや心配もあるでしょう。いくつかアドバイスを上げるとすれば…

保護犬ピットブル

1. その子の健康状態をよく知っておく。もし病気を持っている犬なのであれば、治療法や良くなる見込みがあるのかなどのことを絶対に理解していなければいけません。また、伝染する病気なのか、そしてその病気がその子の人生にどう影響を与えるのかということも知っておかなければなりません。

2. かかりつけの獣医を持つこと。最初にその保護犬のお世話をした方、またはその子の持つ問題について詳しい方を優先して下さい。色々な病気やコンディションを専門としている獣医がたくさんいます。

3. その子の健康のためにちゃんとお金をかける。どんなペットでも食べ物や薬が必要で、獣医の所へ行かなければいけないように、ケガや、病気、障害を持っている犬の方がお金がかかるということも考慮しておいて下さい。

4. たくさん愛情を注いであげる。最後に、新しい友達にめいっぱい優しくしてあげることをおすすめします。上の二つの話で読んだように、彼らは命が危険にさらされるほどの辛い経験をしています。たくさん愛情を注いであげれば、想像以上の愛が返ってきますよ。

「旅犬」のアヌビスと警察官に保護されたピットブルの話は、愛は救い、山を動かすような奇跡を起こすことができるということを証明してくれる、たくさんあるうちの二つのお話にすぎません。