動物界の長寿:一番長生きする動物は?

· 2019年1月11日
人間には考えられないことですが、動物の中には何世紀もの間生きることができる種もあります。

長寿の動物と聞くと、カメやゾウを想像する人は多いと思います。しかし、カメやゾウより長く生きる種もいるのです。本記事では、長寿で知られる動物について詳しく見ていきます。

一番長生きなのはどの動物?

人間には考えられないことですが、動物の中には何世紀もの間生きることができる種もあります。人間よりも長生きの動物には次のようなものがあります。

クジラ

1.ベニクラゲ

科学者によると、ベニクラゲは自らを若返らせ続けられると言います。年をとると若返りの過程を経ることによって、このサイクルをノンストップで繰り返すのです。英語では「 immortal jellyfish」(不死身のクラゲ)と言われているのも不思議ではありませんね。

2.南極海の海綿動物

科学名は Clathrina Broendstediと表記され、南極大陸のウェッデル海域でこの動物の研究を行ったホルガー・ブロンデステッド(Holger Brondsted)というデンマーク人の研究者に敬意を示して命名されました。この動物は、地球上で最も低い温度である深海で生きています。確認がとれている最も古い海洋動物はおよそ1500年も前のものです。この動物の成長過程は非常に遅いのが特徴です。

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3.ガラパゴスゾウガメ

カメは長寿で知られる動物です。大きく育つだけでなく、何十年も生きることができます。ガラパゴス諸島出身のカメは最も長生きで、250歳まで生きることができます。

4.ハオリムシ(チューブワーム)

250年も生きることができる巨大な虫を想像できますか?悪夢のようですが、現実です。幸いハオリムシは太平洋の奥深く、水深2000メートル以上の熱水噴出孔や冷水湧出帯周辺だけに生息しています。

ハオリムシは環境適応が得意なため、太陽の光がなくても生きることができます。体が赤い理由は、血液中のヘモグロビンのためです。科学者によると、ハオリムシは海洋微生物と共生する無脊椎動物だそうです。

5.ホッキョククジラ

ホッキョククジラは、最大18メートル、重さ100トンの大型海洋哺乳類です。北極海と亜寒帯の海に生息していて、食べものや繁殖のためにそれほど遠くへ移動することはありません。ホッキョククジラは黒またはグレーで、寒さを生き抜くために厚い脂の層で覆われています。ホッキョククジラの中には、200年前後生きたものもいたそうです。

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6.アメリカオオムラサキウニ

アメリカオオムラサキウニの科学名は非常に難しいので、伏せておきます。この有名なウニは、その色にちなんでつけられました。(ピンク、オレンジ、あるいは紫色のこともあります。)アラスカからバハ・カリフォルニアまでの太平洋の水深100メートル周辺や、荒波から守られ、海藻に覆われている岩の多い場所に生息しています。

アカウニ 長寿

アメリカオオムラサキウニは最長8cmもあるトゲに覆われています。目はなく、口には5本の歯があります。平均寿命は30年ですが、200年以上生きるアメリカオオムラサキウニも見つかっています。

7.鯉

アジア圏の池でよく見られるこの大きな魚は有名ですね。鯉にはカーテンのようにひらひらした長い尾ひれがあります。元々は中国から来ましたが、日本で有名になりました。日本では鯉は主に観賞用として飼われています。野生では、アラル海とカスピ海に生息しています。

鯉は幸運を意味し、中国の清の時代と日本の弥生時代に初めて登場しました。鯉は非常に抵抗力のある魚で、およそ200年も生きることができます。最も長生きした鯉は「花子」で、226歳だったと言われています。

8.ムカシトカゲ(トゥアタラ)

最後にご紹介する動物は、ニュージーランド近辺の島固有の爬虫類です。「トゥアタラ」とはマオリ語で「トゲトゲした背中」という意味です。イグアナに似ていて、大きいと体長70cmにもなります。

ムカシトカゲは昆虫、卵、小鳥、カタツムリ、そしてトカゲを食べます。冷血動物のため、1日数時間、日光浴をする必要があります。ムカシトカゲはその名の通り、200年も生きることができる最も長寿で知られる動物の一種です。