動物豆知識:カラカルって知ってますか?

· 2018年5月9日
ほとんどの人がカラカルという名に聞き覚えがないと思いますが、無理もありません。

動物王国では、家庭用ペットかどうかに関係なく、全ての動物を愛します。ただ特にお気に入りの動物やペットに対して、大きな愛を持っているだけです。今日は知ればきっと好きになる、とても奇妙なネコ科の動物「カラカル」について話したいと思います。

ネコ科の動物と聞いた時、一番に思い浮かぶのは猫や、もしくはトラとかそんな所でしょう。カラカルという動物も、非常に好奇心を駆きたてられるネコ科の動物で、知っておいて損はないでしょう。というのも、家で飼うのには少し難しいとされる動物だからです。では、カラカルについて何を知っておけば良いのでしょうか?

カラカルの特徴

この可愛い子猫のような顔に、ヒョウのように大きくてアスリート的な体を持つ、一風変わった見た目をした動物がカラカルです。この名前はトルコの言葉「カラクラク (karakulak): 黒い耳」に由来しています。

野生的かつ美しい、そんなカラカルが持つ耳は非常に特徴的です。耳の先は渦巻き状でツンと尖っており、さらに耳の先に向けて色も黒さが深まっていきます。カラカルは、この耳の洗練された聴覚を武器に、彼らの重要な仕事である狩りを優位に進めるのです。

カラカルはナマケモノと同じ様に、常に笑っているように見えるかも知れませんが、その腹に一物ありそうな眼差しを見れば分かる通り、彼らは笑っているわけではありません。野生のカラカルには近づかない様にした方が良いでしょう。

毛皮も、全体を通して綺麗なシナモン色のみで、少しつまらないかもしれませんが、当然カラカルは全員その特徴的な黒い耳を持っているのです。このユニークなシナモン色はカモフラージュに最適です。乾燥した大地や砂漠に生息しているカラカルは、このシナモン色のおかげで砂に溶け込む事ができます。

偉大なハンター、カラカル

走ってくる赤ちゃんカラカル

家庭用の猫や子猫でも、時に受け継がれてきた狩りの習性を見せる事があると言われますが、カラカルもそんなペットの猫と同じ祖先を持っています。ネズミを狩って食べたりもしますが、一番のお気に入りは鳥です。彼らは特異な方法で鳥を狩るのです。

カラカルは12羽の鳥を同時に狩れると言われています。鳥や他の飛行動物が持つ優れた野生の本能を鑑みると、これはなかなかの偉業です。

ネコ科の中では大型では無いながらも(中型とされる)、その小さな頭とアスリートのような体を用いた、風の様な素早さを武器に狩りを行うのです。

カラカルは家で飼える?

はい、カラカルは家で飼えます。彼らの存在感や目線が時に威圧的である為、多くの人が怖がってしまいますが、子どもの時は今まで見た事ないほどの可愛い子猫なんです。

野生の本能はありますが、他のペットと同様に手なずける事ができ、家で飼うことが可能です。もちろん、どんな動物であれペットとするならば、すでに家庭用に飼いならされており、すでに人間界に馴染んでいる動物をペットにしなければなりません。

赤ちゃんの時には可愛く見えるカラカルですが、トゥイティー(Tweety)も言う様に、自分を偽ってはいけません。他の動物と同様、彼らは野生に生きるべき、野生の動物です。

カラカルはどこに生息している?

これこそが、アフリカ大陸に住んでいない限り、カラカルをペットにするのは難しい理由です。モロッコ北部からナイジェリアやガーナ辺りにかけて生息しており、大陸中部にまで行くともう見つかりません。しかし最近になって、チュニジアの東部やエチオピア、大陸南部でもまた目撃され始めました。

今の所、なぜ彼らの生息地がこうも離れ離れに分布しているのかは分かりませんが、もしかすると彼らには独立気質があって、内部分裂するような大きな群れに属したがらないのかもしれません。

カラカルが知っておいて損はない面白い動物というのは疑いようもありません。ペットとして飼ってみたいと思わされましたか?