アフガニスタンで生まれた犬と兵士の友情物語

· 2018年7月27日

「戦争」と聞いた時、私たちはしばしば残酷で悲惨な状況を連想します。でも死や絶望だらけでも、中には私たちを笑顔にしてくれる物語もあるのです。今日は、兵士と犬の間に生まれた少し泣ける友情の物語を3つご紹介したいと思います。

一つ目の物語

この美しいお話の主人公は、ジュリアン・マクドナルドという兵士とレイカと名付けられた犬です。そしてこの若い兵士はレイカと出会ったからこそ、今も生きる事ができているのです。そう、レイカは戦争中彼の命を救い、そして彼はそのお礼としてレイカを引き取る事に決めたのです。

戦場の真っ只中、レイカは一心不乱にジュリアンを救おうと彼の前に飛び出し、4発もの銃弾を受けました。そうして深い傷を負ったレイカはすぐに緊急治療室に連れられ、7時間にも及ぶ手術を受けました。医者たちは止む無くレイカの前足を一本切断せざるを得ませんでしたが、その結果、なんとかその命は助かったのです。

その後、レイカの勇気ある行動に恩返しをする為、ジュリアンはその犬を引き取る事に決めました。今レイカは足が一本無いながらも、ジュリアンの家族の一員として幸せに暮らしています。

二つ目のお話

子犬を背負う兵士

銃弾や爆弾が飛び交う戦場で、兵士と犬の間に友情が生まれるなんて誰が信じられるでしょうか。この物語は米国海兵隊のクレイグ・グローシーと、おっちょこちょいな野良犬の間で生まれました。

ある日クレイグはアフガニスタンのサンギン地区で、ある危険なミッションに行く事になりました。しかし、夜中に戦地についた彼と仲間たちは到着からずっとタリバンの苛烈な攻撃に耐え忍ぶ事を余儀なくされていました。そんな到着から二日経ったある日、クレイグは何も無いところでお昼寝をしている1匹のやせ細った犬を目にしました。

通常、犬は群れで人間から身を守りながら生活をしていますが、何故かこの犬はクレイグの方に近づいてきたのです。その犬はクレイグを信用し、そして少しでも愛情を貰おうとしていたのでしょう。クレイグは、どうすれば良いのか分かりませんでした。というのも彼らは外国での任務中は動物に触れる事を禁じられていたのです。

でもその犬は明らかに野良犬に見えた為、彼らはルールを破ってその犬をシェルターに連れて帰り、そこでジャーキーを一切れあげてみました。するとその子は尻尾を大きく振り回して、その食べ物を食べたのでした。前に人間と関わりを持ってた訳でもない犬が何故こんなにも素直なのか、クレイグには理解できませんでした。

月日は経ち、クレイグと仲間たちがセーフゾーンに帰還する日、クレイグはどうしてもその犬を置いて行く事ができませんでした。フレッドと名付けられたその犬は、ずっとクレッグの後ろを付いて周り、紛れもなく海兵隊基地の一員だったのです。という事で、クレイグが上官に「フレッドを引き取らせてください」と頼んでからというもの、長い引き取り手続きが始まりました。その手続きはとても長く、クレイグも手続き中に別の任務に行っていたほどです。しかし三ヶ月後、ついに彼らは再開を果たしました。じゃあクレイグの任務中、フレッドはどこに居たかって?ニューヨークにあるクレイグのお家です!

三つ目のお話

これは、3匹の犬がクリス・デュークという兵士の命を爆弾から救った話です。物語は、クリスが自分に配給された食べ物や水を野良犬たちに分け始めたところから始まります。

数週間も経つと、(クリスがルフス、ターゲット、サチャーと名付けた)3匹の犬たちはクリスに深い感謝と愛情を抱くようになっていました。しかしとある朝、自爆犯がクリスの眠るバラック小屋に侵入したのです。犬たちは、侵入者を追い出そうと必死に戦いました。そしてこのもみ合いの中、自爆犯は自分の身につけていた爆弾の起爆スイッチを押して、自殺したのです。

これにより、3匹の犬の内1匹が犠牲となり、他の2匹も重傷を負いました。その2匹の治療が終わると、クリスは上官に彼らを引き取って、家に連れ帰る許可を貰えないか頼み込みました。そして今、彼らは一つの家族として一緒に暮らしています。

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