アカハラサギってどんな鳥?生息地と特徴について

2019年9月26日
アカハラサギは中央アメリカと南アメリカ北部の低地や泥沢林に生息しているユニークな鳥です。研究者の努力にもかかわらず、この鳥は謎に包まれたままです。生息地にたどり着くのが困難なため、彼らを見つけるのがとても難しいのです。

アカハラサギは、中央アメリカと南アメリカの低地や泥沢林に生息している独特な鳥です。この鳥は長い間じっとしている傾向になるので、見つけるのが本当に難しいのです。

一般的に、アカハラサギは孤独な鳥で、同種の他の鳥と距離を置くことを好みます。しかし繁殖期になると集団で繁殖し、集団の巣の数は900個にもなります。これは低地に水があふれる雨季に行われます。

たくさんの調査が行われているにも関わらず、アカハラサギは謎に包まれています。知られている群れもほとんどありません。彼らの生息地に行くのはとても困難だからです。そのため、この種が危急種だということは十分わかっているのに、これまで研究者は個体群密度を確認することができていないのです。

アカハラサギの特徴

成鳥の体長は約63センチほどになり、体重は0.5キロほどしかありません。沼や湿地帯に住む他の鳥と同じように、水のたくさんある場所を歩くのに適したとても長い脚を持っています。

アカハラサギ 特徴

目の色は赤みの入ったオレンジで、くちばしは灰色がかったみどり色をしています。そしてこの種のサギもまた小さなエサを捕るために細長い首とくちばしを持っています。

奇妙なことに、アカハラサギの羽の色は一年中同じ色をしているわけではありません。ほとんどの時期は頭と首は黒く、首の周りには短いダークグレーの羽が生えています。首は茶色で、栗色と白の腺が首から胸にかけて入っています。

繁殖期が始まると、オスメス両方ともが、より長く明るい青と灰色の羽を首の周りに生やします。これは劇的な変化ではないかもしれませんが、ちゃんと効果があります。首に新しく生えた明るい羽は、体の暗い羽とコントラストになり、自分の体を太陽の反射のように見せることができるのです。これによりこの鳥を発見するのがますます困難になります。

分布と生息地

アカハラサギは熱帯の鳥で、中央アメリカのカリブ海沿岸に特に生息しています。また南アメリカの北部と、アマゾンの熱帯雨林に広く分布しています。

そしてメキシコ、グアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンデュラス、ニカラグア、パナマ、コロンビア、エクアドル、仏領ギアナ、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、そしてブラジルにも見られます。

アカハラサギ 生息地

中央アメリカでは、マングローブ林や海岸近くの真水の拠水林の近くに主に生息しています。こういった環境は、低い草の中に隠れていることを好むアカハラサギにはぴったりなのです。アマゾンにおいては、雨期に水であふれた牧草地などの真水でできた沼の近くに生息する傾向にあります。

主に小さな魚やカエルやトカゲなどの脊椎動物を主に食べています。また、カタツムリなどを食べることもあります。とはいえ、魚が理想的には主な食料源となります。狩りの手法としては、長時間じっと動かずにいて、魚が脚の近くに泳いでくるのを待ち、十分に近づいたら長いくちばしを使って素早く挟み取ります。

海面に近い場所にとどまる傾向があるものの、アンデス山脈のあたりでアカハラサギを見つけた研究チームもあります。そこは標高2590メートルもある場所です。

今の時点で、アカハラサギは危急種に分類されています。森林伐採と気候の変化が彼らの生息地を劇的に変えてしまい、種全体を危機にさらしているのです。これはもともと見つけるのが困難だったのがさらに難しくなっているということであり、発見はますますしにくくなっています。中央アメリカにもしも行く機会があったら、ぜひ探してみてくださいね!

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