視力が衰えたワンちゃんをお世話する方法

· 2018年7月25日
ワンちゃんは、ある程度歳をとってくると視力が衰えてきます。嗅覚や聴覚などはあまり損なわれませんが、それでも視力が無いので特別な助けを必要とするようになるかもしれません。今日は、目が見えないワンちゃんをお世話して、最後の最後まで幸せに暮らしてもらえる方法を考えていきましょう。

目が見えないワンちゃんのお世話方法

まずはじめに、視力が衰えたとしても、愛犬はちゃんと自分で生活することができます。つまり過保護になったり「私がいないとこの子は何も出来ないのね」と心配する必要も無いのです。しかも、もし飼い主が無用に不安がってしまうと、愛犬も飼い主に依存するようになってしまうかもしれません。

こちらを見る犬

なので視力が落ちてもワンちゃんは自分からそれに適応していくということを覚えておきましょう。むしろ、変わりに他の感覚器官を使って生活したりするようになる為、その感覚がもっと鋭くなる事もあるのです。ですので、視力が衰えたワンちゃんには、以下のようなお世話がオススメです。

1. 家を大胆に模様替えしたりしない

模様替えは、ちゃんと意図がある時のみ行うようにしましょう。これは別に、ワンちゃんが自由に歩き回れるよう、家具の半分を捨てろと言っているわけではありません。ただぶつかったら危ないものや、上から落ちて割れてしまいそうなものを撤去したりするぐらいで構いません。
覚えておきましょう。ワンちゃんは視覚が衰えても持ち前の鋭い嗅覚で、ちゃんとモノの配置を記憶できるのです。そして当然、ワンちゃんの持ち物からは自分の匂いがしているはずなので、遠く離れたところからでも識別できます。しかし、モノの位置を変えるにしても、極力ワンちゃんの物は元の場所においておくようにしておくのがベターです。混乱させてしまうかもしれないですしね。

2. ある程度の自由を与える

視力が衰え始めた頃には、ワンちゃんが何かのモノにぶつかったりするのが普通です。なので怖がったり、後ろをずっと付いて回ったりしないようにしましょう。この時飼い主としてできることは、お家を掃除して、ワンちゃんがぶつかったら危ないようなモノを退けておくことぐらいです。例えば、棚を開けっ放しにしておかないとか、床に子どものおもちゃを放置しておかない、とかですね。

3. 階段を封鎖しておく

もしお家に階段があるなら、登り降り出来ないようにフェンスなどで封鎖しておきましょう。これで、ワンちゃんが階段から転がり落ちるのを防ぐことができます。でも大丈夫。視力が衰えても、ワンちゃんはいずれ階段の上り下りも学習します。最初は怖がるかもしれませんが、ちゃんと側で助けてあげれば、いつかその恐怖も克服するでしょう。

4. 愛犬のモノの場所に案内する

愛犬の視力が衰えたとしても、食べ物や水はちゃんと探し出せますので心配しすぎる必要は無いと思います。しかし、それでも最初の数日間ぐらいはちょっとお手伝いしてあげても良いでしょう。動物にとって家の基準点となるのは、いつも寝床か餌用のボウルの場所です。つまり、そこを基準に家の他の場所の位置も把握していくのです。

5. 音がなるオモチャを買ってあげる

愛犬の視力が衰えたからといって、一緒に遊ぶのを止めたりはしないでください。もしかしたら、あなたがボールを投げた先は見れないかもしれませんが、音のなるオモチャを投げたなら別です。こうすると、ボールの場所も随分と探しやすくなるはずです。
ボールを追いかける犬
ちなみに遊ぶのを止めたらいけない理由は、そうしてしまうと愛犬が悲しくなったり寂しくなったりするかもしれないからです。なので目が見えなくなっても「ちゃんと大事にしてあげているよ」ということを態度で表すのです!例えば、あなたが名前を呼んだり音を立てたりしたら、その音の方に来るように教えたりしても良いかもしれません。そしたら、愛犬が公園や人混みの中で迷子になったりする心配も無くなりますしね。

6. 散歩する時はリードをつけて

遊ぶのと同様、目が見えなくなっても散歩を怠ってはいけません。でも、何かの音に怖がったり困惑したりする事も考えられますので、散歩に行く時は絶対にリードをつけておきましょう。そうすると、ずっと愛犬の隣にいてあげられます。
また散歩中、愛犬は今まで以上に色々なモノを嗅ぐようになるかもしれないので念頭に置いておきましょう。こういう時は、リードを引っ張らず嗅ぎたいだけ嗅がしてあげるのが大事です。こうする事で、愛犬は匂いを覚えて家までの帰り道を把握することができるのです。
アイキャッチ画像出典: alexplayground