濡れたワンちゃんの匂いを消す方法

· 2018年9月21日

日中泥まみれになって遊んでいたワンちゃんが家に帰って来る頃には、もう耐え難い匂いを発していると思います。これこそが悪名高い「濡れたワンちゃんの匂い」です。この匂いが出るのはごく自然なことなのですが、実は消臭する方法もあるのです。

どうしてワンちゃんは臭くなるの?

バクテリアや酵母菌は哺乳類なら誰にでも付着しています。例えば、犬の毛皮が乾いている時には、そこにバクテリアが潜伏しているのです。

しかし、ひとたびワンちゃんが濡れると、水分子が小さな揮発性化合物に反応して、匂いの元となります。揮発性化合物とは言っても、犬には全く無害な微生物で、そもそも生きている限り切っても切り離せない存在なのです

またこの悪臭にはワンちゃんの「皮脂」も大きく関係しています。でもだからと言って、皮脂を取り除いたりしてはいけません。皮脂は水から体を守ったり、毛並みを美しく保つ為に必須なのです。

体を振り回して水を飛ばす犬

また耳や肉球、肛門付近は分泌腺が一際集中しているので、体の他の部分よりも匂いが強い傾向にあります。

「濡れた犬の匂い」を抑える為のコツ

さて、バクテリアや酵母菌が「例のあの匂い」の原因であることが分かりましたが、これを完全に犬から除去するのは至難の技です。むしろ、付いている方が普通なのですから。しかし、それでも日頃から衛生管理を徹底していれば、悪臭が家や服に付着するのをある程度予防出来るでしょう。

  • 足の裏を洗う:こうしないとワンちゃんが家に泥や湿気、細菌などを撒き散らしてしまいます。ですので、玄関にハンカチやタオルなどを用意しておき、家に帰ったと同時にワンちゃんを洗える様にしておくと良いでしょう。
  • すぐにお風呂に入れる:もし愛犬が小型犬ならば、帰宅後すぐに担ぎ上げてお風呂場に連れて行くことも簡単です。しかしもし大型犬なら、上で述べた様にまずは足の裏を掃除するところから始めてください。また、シャワーの際には皮膚に優しい専用のシャンプーがありますので、それを使うのをオススメします。
  • 頻繁にブラッシングをする:ブラッシングも、ワンちゃんの毛や皮膚を清潔に保つのに有効です。あんまり頻繁にワンちゃんをお風呂に入れさせる訳にもいきませんので、代わりにブラッシングをこまめに行なって、泥や細菌などを取り除きましょう。
シャワーを浴びる犬

またリンゴ酢サイダーを薄めたものは、体に安全な殺菌剤となります。さらに、いつもワンちゃんに使っているシャンプーにコップ一杯のお酢を混ぜるだけでも、予想を上回る脱臭能力を発揮しますので、これもオススメです。

病気のサインかもしれない悪臭

濡れた犬の匂いは確かに臭いですが、でも普通のことなのです。しかし悪臭は悪臭でも、何らかの感染症が原因の場合もあります。なので、もし匂い以外にも愛犬の行動がおかしいなどの異変に気づいたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

匂いを伴う感染症には以下の様なものがあります。

  • 中耳炎:上でも述べた様に、犬の耳付近には分泌腺が集中している為、そこが臭うのは普通です。ただ、耳が何かに感染した場合、新たな分泌腺が生まれて、その匂いがより強烈になることも考えられます。ですので、耳付近は常に清潔に保つよう心がけましょう。
  • 歯垢や腐った食べ物による経口感染:犬の口臭も通常、なかなか強烈です。ですが、もしそれがアセトンやアンモニアのような匂いであれば、経口感染の疑いがあります。すぐに動物病院に連れて行きましょう。
  • 目や鼻、口、性器から異常な分泌が行われている場合、すぐにその匂いで異変に気づくことができます。もしそれらの部位から変な匂いがしていたら、すぐに動物病院に行かないと感染症や病気などに発展してしまうかもしれません。これもまた、愛犬を清潔かつ健康に保つ為に必要なことなのです。
https://myanimals.com/how-to-get-rid-of-wet-dog-smell/