犬のてんかんってどんなもの?治療はどうする?

· 2019年1月3日
てんかんを抱えていても学習能力に問題があるわけではありませんし、個性に困難な点があるわけではありません。

犬のてんかんは発作をもたらす物理的な脳の障害です。死に至る病気ではありませんが、てんかん発作がおきた時にどうすればいいのかを知っておくことが愛犬の命を救うことになるかもしれません。

脳は様々な仕事をする器官です。他の細胞に対する外部からの刺激を翻訳したり通訳する仕事を担うのです。体のすべての代謝プロセスにもリンクし、コントロールしているのです。

 

神経活動

脳は神経で成り立っているため、神経活動は広く可能です。

これらの細胞は電気インパルスを通して受け取った刺激や翻訳した情報を運びながらお互いにコミュニケーションをとります。この電気現象はシナプスとして知られています。

ニューロンや脳の他の構成要素が何らかの病気や状態に触れている時、体の代謝はネガティブな影響を受けるだけでなく、知的または感情的な機能もまた退化する可能性があるのです

てんかんの犬
Source: Soggydan Benenovitch

人間の親友とも言われる犬にとって、てんかんはよくある健康問題です。てんかんの発作の症状を知り、予防する方法を知っておけば、大切な愛犬の生活の質を改善することにつながるかもしれません。

犬のてんかんって何?

間違って考えている人がいるかもしれませんが、犬のてんかんは心理的または精神的な病気ではありません。てんかんを抱えていても学習能力に問題があるわけではありませんし、個性に困難な点があるわけではありません。

突発性てんかんはある特定の神経を攻撃しうる身体的障害です。突発性てんかんの主な症状は発作です。てんかんの発作は、脳腫瘍、肝臓や心臓疾患、ジステンパー、糖尿病、トラウマ、中毒などの病気の思いがけない二次的結果として現れることもあります。この場合、発作は病気が悪化しているというサインなのです。

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犬のてんかんの根本的な原因

犬のてんかんの根本的な原因はわかっていません。てんかんの遺伝的なものを持つ犬種があることは判明しています。ジャーマンシェパード、セントバーナード、ビーグル、アイリッシュセッター、プードルです。

てんかん発作は特定の神経の電気的活動が過剰になるせいだとした研究があります。これらの細胞が活発になりすぎるのです。過剰な興奮が脳の機能に影響を与えうるのです。

そのため、発作中は運動協調性が欠けるのです。さらに、不随意運動、過剰な動き、行動の変化、一時的な意識喪失などが起こりうるのです。

犬のてんかん発作のサインと段階

専門家はてんかん発作を以下のような3段階に分けています。

ステージ1:「前兆」

初期のてんかん発作症状は以下のようなものです。

  • 神経質
  • 落ち着きのなさ
  • 興奮状態が続く
  • 唾液が過剰に出る
  • 震え
  • 孤立

この段階は数秒で終わることもありますし、数日続くこともあります。そのため、次のステージを避けるためにはとても重要な時期です。

ステージ2:「発作」

ステージ2は発作が起きている段階です。通常は数秒で終わるでしょう。発作が防げなかった場合は、発作中に犬が怪我をしないように適切な行動をとりましょう。

一般的に、発作が起きると犬は意識を失い、横に倒れます。その後、ペダルを踏むような動き、足をバタバタさせる動き、蹴る動きなどが無意識に起こります。排便や排尿のコントロールができない場合があるかもしれません。

ステージ3:「発作後」

てんかん発作が起きた後の段階です。通常、混乱していたり疲労困憊しているでしょう。意識をはっきりと取り戻し、外部からの刺激を再び信用するまでの時間を与えましょう。一時的に目が見えなくなったり麻痺が見られるケースもあります。

犬のてんかん発作の治療法と対処法

犬のてんかんの治療法とは、主に症状の治療となります。これは、てんかんの主な原因が判明されていないからです。てんかんを抱える犬に対しては、通常獣医によって抗てんかん薬が処方されるでしょう。

また、専門的な治療法を与えることができるのは信頼できる獣医だけだということを覚えておきましょう。愛犬にてんかんのサインが見られたら、すぐに専門医を訪れましょう。

てんかんを起こす犬
Source: LuAnn Snawder Photography

 

愛犬がてんかんの発作を起こしたら?すべきこと

  1. 落ち着いて合理的に行動しましょう。
  2. 平らで安定した場所に犬をそっと寝かせます。発作の恐れがあります。はずみで怪我をしてしまうような場所、落ちてしまうような椅子やテーブルは避けましょう。犬の体勢がきついようなら清潔なマットや枕を置いても良いでしょう。
  3. 犬の口に手を入れたり、口の中から舌を引っ張り出そうとするのは絶対にやめましょう。手を噛まれたり、犬が自分自身の舌を噛んでしまう危険があります。
  4. 発作が終わった後もそっとし、自然に回復する時間を与えましょう。静かな環境を与えましょう。
  5. 発作を予防する方法として、かかりつけ獣医からの推奨事項があるのなら、それにしたがしましょう。

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