犬に涙やけができる理由とは?

· 2018年10月4日
持続的に涙が分泌されると犬の涙管を閉塞し、その結果、涙が溢れ出て犬の目の周りを変色させます。これは加齢、アレルギー、感染、および遺伝的要因で起こることがあります。

涙やけのある犬は珍しくありません。子犬のときはなかったのに、ある時突然現れるのです。その理由はなんでしょう?対策はあるのでしょうか?今回はそんな疑問にお答えしていきます。

なぜ犬には涙やけができる?

持続的に涙が出ることが涙やけの主な原因です。これは、涙管が閉鎖されることによって起きることがあります。多くの犬種は涙管が閉鎖した状態で生まれてきます。通常、涙が目に溜まってくると最終的には目の外に流れ出ることで涙が排出されます。この涙管閉鎖が犬を涙目にし、持続的に涙が出ることで涙やけができるのです。

アレルギー

アレルギーも涙やけの大きな原因です。アレルギーは皮膚、食事、あるいは他の理由から起こることがあります。アレルギー反応で目は腫れて涙が出るため、涙やけを作ってしまうのです。

感染症

目に感染症があると目には分泌物や涙が認められるようになり、涙やけの原因になってしまいます。感染症かも?と思っても、目に何かが入っているだけかもしれないため注意して見てください。酷い場合は触らずに、獣医の診察を受けましょう。

目の感染症

加齢

子犬が成長するにつれて涙はより酸性になり、目の下をより濃い赤茶に染めます。同じように、涙管閉塞が頻繁に起こる老犬にもよく見られます。

遺伝的要因

涙管が閉塞した状態、あるいはまぶたが小さい状態で生まれてくる犬種もあります。これにより犬は頻繁にまばたきをし、正常な涙の分泌機能に影響を及ぼします。一方で、目の周りにたくさんの毛がある犬もいます。毛が目に入るといつも涙が出ている状態になってしまい、結果として厄介な涙やけになってしまうのです。

涙やけ対策

目の衛生

涙やけができてしまってもできることはいくつかあります。対策を見ていきましょう。

  • 目の周辺を清潔にする。目の下の部分を毎日拭いてあげることで、涙に含まれる酸の蓄積を防げるため、これが涙やけ予防のベスト対策です。濡れたガーゼで拭くだけで十分ですが、たまに過酸化水素を使用することも可能です。目に入らないように注意しましょう。
  • 目の周りの毛をトリミングする。目の周りの毛を短くカットすることは、犬種によっては一番の涙やけ対策になります。涙やけを拭いても効果がない場合は、カットしても大丈夫です。目の周辺の色が元の色になるまで、少しずつトリミングしていきましょう。
  • 餌と水のボウルを変える。実は犬がプラスチックアレルギーだったことに気が付かない飼い主もいます。涙が出る理由が思い当たらない場合、プラスチックアレルギーが原因かもしれません。餌と水の容器をプラスチックからステンレスや鉄製のボウルに変えて涙が止まるか様子を見てみてください。
  • ろ過した水をあげる。水道水は人間だけでなく犬にも同じように害を与えるということを忘れがちです。犬にもろ過した水や精製水をあげて、余分なミネラルが体内に蓄積されないようにしましょう。涙の量は減るはずです。

他にも、家で水と海塩を混ぜたものを使い毎日目の周辺を拭いてあげるのもいいでしょう。これは涙やけの色を薄くします。根気よく続ければ、涙やけが完全になくなります。頑張ってください!