犬の口内衛生に優しいおやつの選び方

· 2018年12月28日
いずれにしても愛犬に合ったものを選ぶようにしましょう。誠実で愛情深い彼らには、健康的な歯が似合います!

おやつの選び方は犬を育てるにあたって非常に大切です。誠実で愛情あふれるペットたちも、おやつは大好きなのですもしそのおやつが健康にも良いとなると、一石二鳥でしょう!

 

咀嚼と歯の健康の関係

歯磨きは犬のお世話の中でも難易度の高いものですが、それをせずとも愛犬の口内衛生を保ち、フレッシュな吐息を維持する方法があります。それが「口内衛生に優しいおやつ」です。口内衛生に優しいおやつと一言で言っても、自然のものや人工的に作られたものまで様々ですので、自分の愛犬に合ったものを選びましょう。

そもそも犬にとって「咀嚼」は古くから受け継いできた行為です。そしてこの行為こそが、歯磨きをしなくても歯ブラシの役割を果たしてくれるものなのです。

しかし咀嚼だけじゃなく、運動や適切な食生活、獣医師による定期検診も犬の口内環境と密接な関係にあり、感染症や歯抜け、病気などの予防に必要不可欠です。

また、犬は3才になった頃から歯石が溜まりやすくなったり、歯周病にかかるリスクが大きくなりがちです。アメリカ動物口内連盟(American Veterinary Dental Society)の調査でも、その年齢の犬の内、およそ80%が口内環境に問題を抱えていることが分かっています。

口の中に食べ物の残りカスがあると、バクテリアが繁殖しやすい環境が作られ、次第に歯が白色から黄色や茶色などに変化してきて、息も臭くなります。今日ご紹介する「口内環境に優しいおやつ」はそのような問題を予防し、顎を強化し、噛んでストレスを軽減させるのにも一役買ってくれます。

革でできたおやつ

歯に優しいおやつを選ぶ際に知っておきたいこと

「口内環境に優しいおやつ」といっても色々なタイプがあります。中には、馬や牛の革から作られたものもあれば、牛肉や豚肉が混ざっているものもあります。しかし、一番大事なのは「質」でしょう。販売企業は信頼できるのか、その製品は獣医師が求めるクオリティを満たしているかなどをチェックしましょう。

中には味付けされたおやつも販売されていますが、中毒性があったりホルモンなどが含まれていないことを確認しましょう。また原材料に硝酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、そして人工塗料などが入っているものは避けた方が良いでしょう。

また、愛犬がオヤツをどれぐらい長く噛んでいるかも大切な指標の一つです。例えば、もし愛犬が数秒のうちに噛み終わって飲み込んでるようでしたら、歯を綺麗にするには少々役不足と言えるでしょう。むしろ、喉を詰まらせる危険もあります。たくさん噛まないといけないお菓子ほど、高い歯の洗浄効果を期待できるのです。

このように、オヤツをしっかり噛んで食べるようにしていると、研磨剤と防腐剤の役割を果たしてくれ、愛犬の口内酵素が安定し歯肉の健康も保たれます。中には食物繊維や自然由来の抗酸化剤が入っているものもあり、体全体の健康にも一役買ってくれます。

しかし、それでもカロリーを含むお菓子であることには変わりありませんのであげすぎには注意しましょう。さらに詳しくいうと、愛犬が1日に食べる量の10%を超えない程度にとどめておくようにしましょう。

最後に、オヤツをあげる際には愛犬のサイズと歯の状態も考慮しましょう。例えば子犬には噛むお菓子と言えども、歯肉を痛めつけないように少し柔らかめのものを選んであげ、成犬には彼らのサイズに合った硬さのお菓子をあげるようにしましょう。

お菓子の種類

  • お菓子には色々な形、大きさ、味、密度のものがあります。中には噛むのを練習中の若い犬に最適な柔らかいものもあれば、乾いたものも人間のお菓子にも見えるものもあります。
骨を噛む犬 おやつの選び方

  • 万が一噛まずに飲み込んでしまうと、腸閉塞の原因にもなり得ます。ですので、愛犬のサイズにあった大きさのお菓子を選びましょう。
  • 動物の骨は、歯の劣化や消化管の異常を引き起こす恐れがあります。中でも最も危険なのは鳥の骨です。これらは小さくて尖っていますので、愛犬が間違って食べてしまうと喉や腸に刺さってしまうかもしれません。すぐに捨てるようにしましょう。またワンちゃんは豚の耳が大好物なのですが、これは肥満に繋がるかもしれません。
  • 人間用の食べ物は食べさせないようにしましょう。例えばクッキーやチーズ、ソーセージなども犬にとっては有害です。人参、赤身の肉、リンゴ、家禽や貝などは、スパイスやソースがかかってなければ、良い効果が期待できます。
  • 他にも玉ねぎやレーズン、ぶどう等は犬にとっては有毒ですので避けましょう。また、にんにくを使う際には獣医師さんに指示を仰いでからにしましょう。
  • 一方、人工軟骨や革を編んだもの、プラスチックや牛肉は高い効果が期待できます。

いずれにしても愛犬に合ったものを選ぶようにしましょう。誠実で愛情深い彼らには、健康的な歯が似合います!