犬はどうして体を掻くの?

· 2018年9月18日
ダニ?ノミ? 細菌? 乾燥?理由が何であれ、あまりに引っ掻くと、酷い場合だと鬱になってしまうなど、健康に悪影響を及ぼすかもしれませんよ。

犬を飼っている人なら誰もが見たことがあるでしょう。犬たちは多くの時間を耳や、体の横側、もしくは「空気」を掻いて過ごします。これがなぜなのか、知りたいと思いませんか?

「掻く」という行為はペットにとってはごく自然なものですが、飼い主として見逃してはいけません。寄生虫や皮膚の病気を始めとした、様々な理由があるからです。

獣医を訪れるペットの6匹に1匹は、飼い主が皮膚の問題を懸念して連れてくると言われています。そしてこの掻く行動を無視してはいけないのは、それが犬たちの精神状態にも影響を与えてしまうからです

皮膚の病気は犬たちに強い不快感をもたらすと研究で明らかにされておりそこから鬱に発展することも少なくないと言われています。

犬潤んだ瞳で体掻き中

どうして掻いてしまうのか

  • 最も主な原因はやはり、ノミダニなどの寄生虫です。血を吸う際に皮膚を裂くため、それが犬たちに強いかゆみを与えるのです。また、寄生虫の唾液に対するアレルギーを持っていた場合、症状は酷くなり、アレルギー性の皮膚炎を引き起こしてしまうこともあります。
  • 寄生虫がいるかどうか確認するには、まず飼い犬を観察することです。毛・皮膚(特に居やすい耳の裏や足のしわ)をじっくり調べて虫自体やその糞、赤くなった噛まれ跡を探しましょう。
  • ノミもダニも血を吸うことで生きていますが、その際に犬に感染症をもたらす危険があります。ですので、殺虫効果のある製品を使ってお風呂に頻繁に入れてあげることをお勧めします。
  • あなたは緊張や不安を感じたとき、爪を噛んだり貧乏ゆすりをしてしまったりしませんか? それが犬の体を掻く行為にあたります。
  • 常に犬たちがしっかりと、十分な運動を行えているようにしてあげましょう。エネルギーの抑圧・退屈・注意力の不足で、犬たちはより不安になりやすく、体を掻きやすくなります。

皮膚の病気・細菌・乾燥

  • 「疥癬」という皮膚の病気になると、体を掻かずにはいられなくなります。この病気を起こすダニが犬たちの皮膚に入り込み、かゆみのある傷を作るからです。毛の少ない股・脇・肘・耳の先に発生しやすいです。
  • 植物によるアレルギーも十分原因になり得ます。春から夏にかけてが多いですが、一年中いつでも起こる可能性はあります。草・種・花・花粉などがアレルゲンとなりやすいです。
  • 食べ物のアレルギーかもしれません。一部の肉や穀物、銘柄にも反応を示すことがあります。食べるものを変えてから掻くことが多くなったなら、アレルギー反応を起こしている可能性があります。
  • 掻く箇所が円く禿げてしまっているなら、細菌が原因かもしれません。獣医に勧められた製品で治療をしましょう。
  • 乾燥肌も原因の一つです。傷ついたり割れていたり、固まってしまっている皮膚に気が付いたら、乾燥肌である可能性があります。天候・水分不足・栄養不足・ホルモン障害・肌に合わない製品などによって乾燥肌は引き起こされます。しかしこれは、しっかり治療すれば改善しやすいです。
犬首掻き中

その他

今回紹介したのは、犬たちが体を掻く原因となり得る理由のほんの一部です。場合によっては心配の必要はないこともあります。しかしあまりにも過剰だと感じたときは、必ず専門家に相談しましょう。

犬たちのこの「掻く」行為を放っておくと、傷を作って感染症を引き起こしたり、もっと深刻な病気にかかってしまうかもしれません。皮膚の問題が犬の健康までもを侵害してしまうため、用心深く居ることが何より重要です。