愛犬の肉球:応急処置の方法は?

· 2019年1月13日
犬の肉球は外傷、やけど、ただれなどで傷付いてしまいます。

もし私たちがどこへ行くのも裸足だったらと考えてみましょう。しっかりと足のケアをしてあげないといけませんね。動物、特に犬にも同じことが言えます。本記事では傷付いてしまった愛犬の肉球の手当の方法を見ていきましょう。

 

肉球はなぜ傷付く?

多くの飼い主は愛犬の足について心配をします。そして、なぜ怪我をしてしまうのだろうと疑問に思うのです。もちろん怪我をしないのに越したことはないのですが、出血が確認できたり、怪我が疑われたりする場合は処置することが重要です。

しかし、その前に肉球について少しお話しましょう。犬の肉球は、地面と接触し、骨や関節の問題を防ぐのに役立ちます。ちょうど私たちの靴の靴底に似ています。肉球があることによって、歩行時の衝撃を吸収し、より軽やかに歩けるようになります。

丈夫な肉球ですが、同時に繊細でもあり、簡単に怪我をしてしまうことがあります。肉球は、想像以上に怪我をしやすい部位です。犬は自分のリスクに気が付いていないことが多く、怪我の可能性を認識していません。

犬の肉球2

肉球の怪我は次の3つのカテゴリーに分かれます。

1.ただれによる怪我

全ての犬は、特にセメントや他の硬い地面を歩く場合、足の裏がただれてきます。運動過多や運動不足もただれの原因になります。重症ではありませんが、この種類の怪我は地面との接触が多いことで起きます。

2.火傷による怪我

よく晴れて暑いときは、犬を散歩させるのはおすすめできません。脱水の危険性だけでなく(特に肥満や短頭種の犬の場合)、熱いコンクリートとの接触で肉球が火傷をしてしまう可能性があります。

寒さや雪、あるいは凍った地面についても同じことが言えます。アラスカン・マラミュートやシベリアン・ハスキーといった寒い環境に慣れた犬であっても、雪に覆われた地面と肉球の接触には細心の注意を払う必要があります。

3.外傷による怪我

これは、肉球に刺さる恐れのある、とがった危険物などによる怪我を含みます。例えば、とげ、棒、金属、ガラスなどです。外傷は時に重症化し、痛みや出血を伴います。迅速な処置を行わないと、感染症を引き起こす可能性があります。

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怪我をした肉球の応急処置の方法

まずは、上記のような怪我が起きそうな状況は出来る限り避けるようにしてください。しかし、実際に肉球を怪我してしまったら、すぐに処置を行いましょう。軽度の怪我は家での処置でいいですが、大きな怪我や痛みで歩けないほどの怪我は、どちらであってもすぐに動物病院に連れて行きましょう。

汚れた肉球 肉球 応急処置

怪我が確認できたり、肉球が硬くひび割れていたりしたら、次のヒントを参考にしてみてください。

1.清潔な水で洗う

重症化を避けるためには患部を洗う必要があります。犬をごろんと横に寝かせ、温水で肉球の汚れを洗い流します。火傷の場合は温水を使うことで犬がリラックスしやすくなるかもしれません。

2.周囲の毛をトリムする

肉球周辺の毛は、肉球の間に入り込んでしまう異物に対する「バリア」のような役割を持っています。しかし、肉球を怪我してしまった場合、この毛が感染症を引き起こす危険性があります。患部を清潔にしたら、不快感が減り、汚れが溜まらないように肉球周辺の毛を切ることをおすすめします。

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3.過酸化水素水(オキシドール)で洗う

患部を清潔にして傷口が確認できたら、オキシドールで消毒をすることが重要です。ガーゼにオキシドールを含ませ、傷口に優しく当てます。しみることはありません。また、副作用をもたらすこともありません。

4.適切な薬を塗る

薄めたヨードチンキやクロルヘキシジンのような薬を使うことができるか獣医師に尋ねるのもいいでしょう。スプレーであれば使いやすいです。

火傷によって肉球を怪我してしまったのであれば、クリームやジェルの薬がいいでしょう。薬がとれてしまわないように肉球を覆う必要があるかもしれません。

肉球の怪我は時に強い痛みをもたらし、犬が足を引きずる原因にもなります。できるだけ早く手当してあげましょう。