あなたの愛犬の歯茎はどんな色?歯茎でわかる健康状態

· 2019年3月8日
愛犬の歯茎の状態をチェックする前に、適切な観察のしかたを確認しておきましょう。

 

お口の衛生は犬の健康にとって必要不可欠です。その理由は多くありますが、たとえば口腔から感染する病気が非常にたくさんあることが挙げられます。愛犬の歯茎の色を観察することで健康状態について多くのことがわかります。この記事ではあなたの愛犬の歯茎について今すぐ知っておくべきことをご紹介したいと思います。

歯茎の色から愛犬の健康について知るには

愛犬の歯茎の状態をチェックする前に、適切な観察のしかたを確認しておきましょう。色や状態の違いをどのように見分けるか、その方法を下記にまとめてみました。

  • まずは健康なときの色を確認しておきましょう。歯茎の色には個体差があり、病気や栄養失調などのときには色合いが変化します。病気になって慌てる前に、普段の愛犬の歯茎の状態を知っておきましょう。
  • 小さな変化にも注意しましょう。何か問題があるからといって、必ずしも歯茎が真っ白になるというわけではありません。たとえばほんの少し発色が悪くなるだけのこともありますが、そこには何らかの原因があるということです。
  • 染みや斑点はありますか?歯茎や舌に小さな茶色い斑点のある犬もいますが、ごく普通のことで心配はありません。ただし、今までになかった斑点が急に現われたら要注意です。愛犬の普段の状態を知っておきましょう。
  • 一般的に健康な歯茎はよく湿っていて、滑らかで弾力があり、むくみがありません。問題のあるときには乾燥して、弾力がなくしわが増え、べとべとしがちです。
犬 歯茎の色  健康

歯茎の状態について基本的なことがわかったら、愛犬の口の変化がなぜ起こるのかを見極めましょう。歯茎の変化にはさまざまなレベルがあり、それぞれに意味があります。

健康な歯茎の見た目

健康な歯茎はピンクに近い色をしています。これは犬の血圧が正常で、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素が十分であることを示しています。

さらにツヤがあり柔らかく、まったくベタつきません。指で愛犬の歯茎を押してみて、数秒で色が元に戻るようであれば血液の循環がうまくいっている証拠です。何も問題はありません。

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歯茎の色の変化

歯茎の色の変化には次のようなものがあります。

  • 白。愛犬の歯茎がこの色になった場合、いくつかの可能性があります。たとえば貧血、中毒、バベシア症などです。しかしこれらのいずれも、適切なタイミングで処置をすれば命に関わるものではありません。愛犬の歯茎が白くなっていたら、急いで獣医を受診しましょう。
  • 蒼白。もしも歯茎が白くはないが色が抜けたように薄くなっていたら、内出血や打撲、低血圧もしくはその他の疾病の可能性があります。すぐに獣医に行きましょう。
  • 濃い赤。濃い赤色の歯茎は熱中症のサインかもしれません。すぐに対処しなければ脱水症状を引き起こします。
  • 黄。この色は黄疸を示している場合があります。これは皮膚が黄色くなる病気です。ひどく深刻な病気ではありませんが、よくある症状でもありません。ですからよく注意して適切に対処するのがよいでしょう。
  • 青。とても危険な兆候です。この色は血液中に必要な量の酸素がないことを示しています。一刻も早く動物病院を受診しましょう。脳卒中か動脈瘤かもしれません。

このように、犬の歯茎の色からは想像以上に多くのことがわかります。ですから普段から愛犬の歯茎の状態をよく知っておくことがとても大切なのです。そうすれば変化があったときにもすぐに行動できるでしょう。