ワンちゃんの適切なしつけ方

· 2018年7月24日

犬にはどんなしつけや罰が適切でしょうか。「罰」と言うと否定的な意味に聞こえますが必ずしもそうではありません。間違えたことを叱るのではなく、人間と同じように好ましい行動を褒め、モチベーションを高める「正の強化」は、望ましいしつけの方法です。

正の強化に基づいたしつけにより、犬の問題行動はより簡単に改善されます。犬が悪さをしたとき、どのようなしつけが適切か具体的に紹介したいと思います。

避けるべきしつけ

しつけの仕方によっては、犬が従わないだけではなく、肉体的および精神的健康を損なう可能性があるので気を付けなくてはなりません。

おすわりする犬

体罰。犬を身体的に罰する事は一種の虐待 であり、傷つけるだけです。また、犬は体罰に慣れてしまうので効果がありません。

言葉の罰。怒鳴っても犬は従いません。犬は人間の言葉を話さないので、大声でとなったところで何も変わらないでしょう。

閉じ込める。犬が何か悪さをした時閉じ込めるのは何の解決にもなりません。犬はなぜ罰せられたのか理解できずただ泣くだけで、不安と心配だけが大きくなってしまいます。庭に犬を放っておくのも同じことです。犬は囚われたような気持ちになるでしょう。

ネガティブな罰から何も効果は現れません。犬はやがて罰にも慣れ、これが普通だと思うようになるので、そこから何も学びません。飼い主と犬との絆は弱くなり、飼い主の存在がネガティブなものに感じるようになります。一方、褒めてのばすしつけは、 犬にしっかりと規律を与え、犬もなぜ怒られたのか忘れる事はないでしょう。

正の強化 完璧なしつけ

ある母親が緑のペンを使って娘のしつけを行いました。赤のペンで何度直しても娘が間違えるので、今度は緑のペンを使い答えが合っていた所に印をつけました。緑が多くなるにつれ、娘は上手になり、効果があらわれたのです。これが正の強化で、何か悪いことをして罰を与える代わりに良い事をして褒美を与えます。

犬に「おいで」などの命令を聞いて欲しければ、正の強化を利用しましょう。最初のうちは、10回呼んで1回来るか来ないかでしょう。この時に、来なかった9回を怒ってしまったら、犬はそれから従わなくなるでしょう。

たとえほんの少しだったとしても、正しい行動を褒めて、褒美を与えると、犬はどんどん飼い主の言うことを聞くようになり、しつけも楽に行えます。

ご褒美をもらう犬

犬を叱らなければいけない時はどうすればいいでしょうか。厳しい口調ではなくしっかりした口調で話しましょう。目を見て、途中でどこかに行かないように首をやさしくつかみましょう。長く引きずらず、簡単に短く叱りましょう。

早期のしつけ、ポジティブなしつけ

生涯しっかりとしたしつけを身に付けるには、生まれたその月からしつけを始めることが大切です。一貫性を持って忍耐強く、良いところを褒めるしつけによって訓練するのがベストであり、罰をもってしつけする必要はありません。ものを壊したり家で排泄してしまった際にも、犬を怖がらせるしつけは何の助けにもなりません、犬は反対にどんどん従わなくなるでしょう。