しつけの基本:おいで!と呼んだら来るようにするには

· 2018年7月1日

犬に「おいで!」と呼んだらいつでもすぐに来るようにしつけたいですよね。今回は愛犬が人の迷惑になったり、あなたの命令に従わないことで命を危険にさらすようなことになったりしないような方法をご紹介します。

おいで!と呼んだら来るようにするには

犬のしつけ

家でも公園でも動物病院でも、おいでと犬を呼んでも来ないと悩む飼い主はたくさんいます。まず、「呼ぶ」とは何を意味するか考えてみましょう。「呼ぶ」とは、犬がしていることを中断してあなたの元へ来るように注意を引くことです。

こう考えると、今回の課題が違った角度から見えるようになるかもしれません。例えば、犬に怒っているかのような口調で叫べば恐らく犬はあなたの元へお行儀よく走ってくることはないと言えるでしょう。

犬はとてもシンプルです。犬は行動や反応を基に考えるのです。具体的には、次のように犬は考えます。

状況1:「飼い主が怒って呼んでいる。えらい事をしでかしてしまったらしい。行くのはやめておこう。」

状況2:「飼い主が優しく呼んでいる。何か良いことがあるらしい。走って行ってみよう。」

 

呼んだら毎回来るようになるしつけ法

次のことは「やってはいけないこと」です。

1.怒った口調で呼ぶ

その時やっていることをこれから怒られる人のために中断し、一目散に走って行く人がどこにいるでしょうか?(楽しいことをやっていたらなおさらです。)職場に例えて想像してみましょう。同僚と楽しく話をしていると、報告書が遅いと怒り狂う上司に呼ばれました。こんな上司のオフィスに行きたいですか?犬も同じ気分なのです。

2.家に帰る時だけ呼ぶ

公園にお散歩に連れて行き、他の犬と自由に遊ばせると(リード無しで)犬は呼ばれても行きたくないと思います。あなたのところへ行くと寂しい家に連れ戻され、退屈するだけなのですから。この反応を避けるには、遊ばせている途中になでる、褒める、あるいはおもちゃをあげるためだけに犬を呼んでみましょう。

3.何回も呼ぶ

「おいで」と呼ぶ、または犬の名前を呼んで2秒経ってもやっていることを止めないようであれば、そのままにさせましょう。犬に自分で考えさせ、自分からあなたの元へ行くようにさせるのです。練習すれば待つことも何回も呼ばなくてよくなるでしょう。

4.すぐに来ないからと怒る

犬を呼んで来たら褒めてあげましょう。飼い主のところに行くのにかかる時間は犬には理解ができません。すぐに来なかったからと怒ってしまうと、「呼ばれること」と「叱られること」を関連付けしてしまいます。次に呼んでも来なくなってしまいます。

 

次は、呼んだら来るようにしつけるために「やるべきこと」を見てみましょう。

1.ご褒美をあげる

犬のしつけにご褒美は効果的です。(も効果的ですが、ここでは罰は使いません。)何か正しいことをしたらご褒美をあげましょう。食べものやおもちゃでなくても構いません。しかし、少なくても「よしよし」となでる、軽く抱きしめる、褒め言葉をかけるなどしましょう。

2.遊びにしてしまう

犬と遊ぶ

呼ばれたら来るということを命令にするのではなく、ゲームにしてしまいましょう。例えば、木やソファーなどの後ろに隠れて名前を呼びます。そうるすると犬はあなたを探し始めます。

たとえ犬が危険な状況にあっても、危機感を感じさせてしまっては犬は従いません。あなたの許可なしで道を渡って欲しくない場合、犬がパニックに陥り道路に飛び出さないように優しい口調で呼びましょう。