子犬を家に迎える最適な時期はいつ?

· 2019年2月4日
犬は年齢とともに様々な困難や心理的プロセスを経験します。子犬を家族の一員として家に迎え入れるのに、最もふさわしい時期とは一体いつなのでしょうか?

子犬は生後8週間経てば、母親やその家族と離れて家に引き取っても良いと考えられていました。しかし、最近は子犬が母親や家族と過ごす時間はもっと長くあるべきだと考えられています。

様々な意見がありますが、はっきりしているのは生まれてから母親の母乳を飲み、家族と触れ合うその過程を大切にしなければいけないということです。どんな変化も子犬の将来の行動や認識に深く影響を与えます。いつペットとして人間の家に迎え入れるのがベストなのか、それを理解することがペットの将来にとって非常に重要なのです。

 

母親と兄弟と一緒に暮らすことの重要さ

子犬が母親と兄弟から離れ、人間と暮らし始めるのに最適な時期はいつなのでしょうか?  言うまでもなく、新生児にとって母親や家族とのコミニケーションは非常に大切です。子犬が群れの一員として存在する事は身体的および心理的に多くのメリットをもたらします。

もちろん人間が生まれたばかりの犬に哺乳瓶でミルクを与えることもできますが、子犬の母親との絆を尊重する必要があります。母親から母乳を与えられ、兄弟とコミニケーションを取るのは非常に自然なことです。

子犬たち

母親と一緒にいることで、兄弟や自分より大きな犬とも怪我をすることなく交流できます。人間も生まれたその時から子犬と接触することはできますが、自然な順序を尊重することが大切です。

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早すぎる離乳

母乳育児を中断すると子犬に肉体的および行動的変化が現れます。これは後に多動、他の犬への攻撃性、ストレス及び分離不安など様々な問題を引き起こす原因となるかもしれません。

また早くに乳離れして、他の子犬と遊んだり戯れた経験が少ない子犬は他の問題も抱える可能性があります。例えば、噛む行為をコントロールするのが難しくなるかもしれません。また成犬になってから正常の交尾を行うことができないとも言われています。

身体的なデメリットも多くあります。免疫システムが弱くなり、生命の危険にさらされることもあります。

子犬を引き取る適正年齢

今までは生後8週間経てば、子犬がその母親と家族と離れても問題ないと考えられていました。そして人間のしつけこそが犬の行動を左右する最も重要な要素だと信じられていました。

しかし現在、子犬と飼い主との間にしっかりとした関係を築くため、子犬を迎え入れるベストな時期は生後3ヶ月であると言われています。生後3ヶ月になれば子犬はトラウマを抱えることなく健全に成長できるのです。

ラブラドールの子犬 子犬 引き取る 時期

最初の3ヶ月の間に母犬は子犬をしつけ、自分を傷つけることなく遊ぶ方法を教えたり、たくさんの愛情を与えます。もし人間がそのプロセスを突然中断すれば、犬が今後人間と一緒に暮らしていく中で様々な困難が生じるかもしれません。結果、極度に怖がりになったり、暴力的な犬になる恐れがあります。

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生後3ヶ月の子犬を引き取るメリット

生後3ヶ月は人間が犬を訓練し始めるのに一番ふさわしい時期です。この時期に犬の認知能力は非常に高くなります。命令にもちゃんと従い、しつけをするのも楽になるでしょう。

感情面においてもこの時期は非常に重要です。生後3ヶ月経っていれば、母親や家族から離されてもトラウマになることが少なく、人間である飼い主との絆が強化されます。心理学的にもこの時期が最も最適な年齢だと言われています。

犬にもそれぞれ個性があるので一概には言えませんが、一般的には生後3ヶ月すると犬は自立し始めます。年齢がまだ小さすぎるとトラウマになるケースが多く、大きすぎる場合は訓練をすることが難しくなるでしょう。

成犬の問題

歳をとっているからといって問題があるわけではありませんが、成犬になった犬は既に確立された個性を持っています。その場合、訓練やしつけをするのは容易ではありません。また、その犬が持っている性格を理解してあげなければ、様々な問題が生じることになります

成犬の中には、噛み癖もなく、正しい場所でトイレもできる犬もたくさんいます。成犬になってからの行動は、子犬の時に体験したことやトラウマの有無などが大きく影響します。