ジャーマンシェパードの訓練方法について

· 2019年3月16日
ジャーマンシェパードは非常に知的な犬ですが、飼い主がリーダーシップの役割を担い、他の犬と交流を持たせたり、正の強化を与えながらしっかりと訓練することが必要です。

ジャーマンシェパードはペットとして最も人気のある犬です。個性、知性、そして学習能力が高いので、世話をしたり、訓練することは難しくありません。ジャーマンシェパードを飼うか迷っているのであれば今回の記事をぜひ読んでみてください。ジャーマンシェパードの訓練方法についてご紹介します。

訓練のアドバイス

ジャーマンシェパードは非常に賢く訓練も比較的しやすいですが、早い時期に訓練をしないと、その大きさと強さからリーダーシップを取ろうとして支配的になり、飼い主の言うことをきかなくなる場合があります。

従うことを教える

これはあらゆる犬を訓練する際に最も基本的なステップの1つです。いくつかの記事でご紹介したように、犬は群れ(パック)のリーダーに従う習性があります。もしリーダーがいないと感じれば、自分がリーダーの役割を引き受け、最も位が高く強い者と位置づけ、飼い主を下に見るようになるかもしれません。

厳しくかつ愛情を持って、アメとムチのバランスをとりながら、犬に家族の中の役割が何であるのかを教えなければなりません。飼い主だけをリーダーとみなすのではなく、その他の家族のメンバーも従うべき対象だと教えなければなりません。

これを成功させるためには、家族全員が犬のために決めたルールに従わなければなりません。さもなければ犬は混乱してしまいます。飼い主やその家族の方が立場が上だということを犬に認識させる良い方法は、ドアを通る時に、先に犬を通らせないことです。家族の中で一番最後に犬がドアを通るようにしましょう。また、食事は飼い主が食べた後に食べさせましょう。決められた場所で休むようにさせ、決められた時間に外へ連れて行ってください。

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エクササイズ

大型犬種は外の犬よりも多くの運動量を必要とします。特にジャーマンシェパードは、退屈しないようにエネルギーを発散させる必要があります。運動量が足りないと、攻撃的になったり破壊的な行動をする可能性があります。

ジャーマンシェパードと遊ぶ子供達

また、運動は血流を良くし筋肉や関節を強くします。また、骨を強く保つので健康を維持するのに役立ちます。

交流

他の犬や人とコミニケーションをとるのは、フレンドリーにさせるための重要なステップです。ジャーマンシェパードは犬の中でも特に、優位性を重視する傾向があります。誰がボスなのかきちんと優位性を確立していないと、他の犬や人間よりも自分が強く優位な位置にあると感じ結果的に攻撃的なる場合があります。

どんな場合においても、噛み付くなどわずかでも攻撃性の兆候が見られた場合は、非社交的になり訓練しつけするのがとても難しくなる可能性があります。

ジャーマンシェパード 訓練方法

毅然とした態度で一貫性を保つ

ジャーマンシェパードは非常に頭のいいですが、だからといって10の命令を同時に学ぶことは不可能です。訓練する場合に、何をいつ、どのようにして訓練したいのか慎重に考えるようにしてください。

頻繁にルーティーンや命令を変更しないでください。さもないと犬が混乱して何も習得できないかもしれません。最悪の場合は、あなたの命令に従わなくなるかもしれません。

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正の強化を利用する

ジャーマンシェパードは「お座り」「持ってこい」「話して」「ふせ」「回って」「お手」さらには「靴を持ってきて」などの命令に従うことができます。しかし、非常に知的なジャーマンシェパードですが、訓練するのには時間と忍耐を必要とします。

失敗したからといって、決して怒鳴ったり怒ったりしないでください。もちろん暴力を振るわないでください。それはただ単に恐怖心を煽るだけです。

その代わりに訓練がうまくいったらご褒美を与えましょう。うまくいかなかったことに焦点を当てないでください。ポジティブな正の強化は犬の訓練において非常に有効です。ジャーマンシェパードに関しては特に効果的でしょう。

今回ご紹介したように、ジャーマンシェパードの訓練は他の犬に比べてそれほど難しくありません。ジャーマンシェパードを飼うと、毎日その素晴らしい才能や性格に驚かされることでしょう。正しく訓練すれば、共に人生を歩むかけがえのないパートナーになることでしょう。

Deldalle, S., & Gaunet, F. (2014). Effects of 2 training methods on stress-related behaviors of the dog (Canis familiaris) and on the dog-owner relationship. Journal of Veterinary Behavior: Clinical Applications and Research. https://doi.org/10.1016/j.jveb.2013.11.004