イタズラすると犬は罪悪感を感じるの?

· 2018年9月15日
実は感情は人間だけが持つものではありません。犬たちも、私たちと同じように感情があります。

犬の飼い主なら皆、イタズラをする犬に苦労したことがあるでしょう。痛くても、笑ってしまっても、叱らなければいけない時がたくさんあったでしょう?こういう時、犬も罪悪感があるのか考えたことがありますか?

最近、ネットに犬がクッキーを食べた犯人は自分の兄弟だと飼い主に告発する動画が上がっていました。犯人の犬は悪事を隠しきれず、その悲しそうな目に飼い主を笑っていました。

何千人もの人々がその動画を観たと思いますが、犬は本当に自分の行動に罪悪感を感じるのか、と考えた人はあまりいないでしょう。叱られた後に悲しそうな顔をされると、これで罪悪感を感じていないなんてありえない、と思うでしょう。

科学は犬の罪悪感について何て言っているの?

飼い主は犬は罪悪感を感じると思っているかもしれません。

悪いことをした犬を叱る時、表情からして本当に罪悪感を感じているように見えるでしょう。けれど、科学的にはまったく逆のことを示しています。

74%もの犬の飼い主はそうではないと思っているにも関わらず、犬が悪いことをした後にする表情は感じている罪悪感とは関係ないということが科学によって証明されているのです。

たまに、犬が家の中や私たちの物をぐちゃぐちゃにしてしまうのは、一匹にさせてしまったことに対しての仕返しだと思うかもしれません。けれどそれも実は本当ではないのです。主な動機は不安や退屈から来ています。

犬の罪悪感溢れる顔は何が理由なの?

私たちが思うより理由は単純です。それは、犬が温和な動物で平和だけを好むからなのです。争いの中に立たされた時、たとえ自分が、又は違う人か動物が争いを始めたとしても、周囲を落ち着かせようとするリアクションを取ります。

何度も言ったように、犬は私たちの表情を見たり、私たちの気持ちに気づくことで、人の気分を読み取れる力を持っています。そうするとどういうリアクションを取るのでしょうか?カーミングシグナルを出すのです。

このカーミングシグナルは怒りと緊張をほぐすためにあります。人間が罪悪感を感じている時のジェスチャーと似ている点もあります。ですから、このシグナルが犬の罪悪感溢れる表情の原因だと私たちは思います。

カーミングシグナルとは?

カーミングシグナルの例。

カーミングシグナルは犬のボディランゲージの一部です。群れ行動をする動物として、周りとコミュニケーションを取る必要があります。ですから、このシグナルは仲間の犬たちと平和に暮らすためにあります。

こういう風には犬は実際考えませんが、一緒に住むもの同士の争いは危害を加え群れを弱くするだけだと本能でわかっています。カーミングシグナルで反省と平穏を示すことによって、緊張をほぐし仲間と平和に共存できるようになります。

カーミングシグナルにはどういうものがあるの?

知られている中では、犬がコミュニケーションに使うカーミングシグナルは30個以上あります。このシグナルは体の一部を使って表すジェスチャーです。

いくつか例をあげます:

  • 瞬きをする。繰り返しやっている時は、緊張を感じていて周りを落ち着かせたいと思っているというサインです。
  • 横目でチラチラ見てくる。これはプレッシャーによって不快感を抱いているサインで、大体私たちが犬が反省していると思っている時にするサインです。
  • 頭を垂れている。これは降服のサインで、私たちに犬にも罪悪感があるのだと思わせるサインです。怒っていたり攻撃的になっているリーダー(例えばあなたが愛犬を叱っている時)に対しては、犬は服従のサインとして頭を垂れて飼い主を落ち着かせようとします。

こうしてみると、動物には罪悪感がないということは明らかです。けれど私たちを喜ばせ、状況を落ち着かせるためなら何でもします。この共感できる力という特徴は犬たちにとてもよく見られます。もし私たちが彼らの真似をして平和に問題を解決しようとしたら世の中はもっと良い所になると思いませんか?