犬は人間ではありません!

· 2018年9月6日

犬を飼い始めることを決心するのは、人生の中で最も大きく、最も喜ばしい出来事の一つかもしれません。しかし飼うからには、彼らをどう扱えばよいかを理解しておくことは絶対です。

もちろん、「犬は人間ではありません」。人間のように扱うことが愛情を見せることであるという飼い主も中にはいますが、ペットにとって、それは虐待にあたる場合もあります。今回はその理由についてご紹介します。

犬を飼うということ

犬は人間ではない2

確かに、人間に似ている部分も犬たちにはあります。しかし、それでも異なる種の動物であり、それぞれがお互いとは違うのです。だからといって注ぐ愛情を抑えたり、冷たく接しろという意味ではありません。単純に犬たちは犬として扱われるべきだということです。

犬と人間の最も似たところは、家族や仲間の存在が必要だというところでしょうか。どちらも社交的で、感情的で、他人を愛し愛されることを好みます。ですが、2つが全く違っている部分もまた、存在しています。例えば犬たちは味を区別することができません。ゆえに人間用の味付けの付いた食事を彼らに与えることはNGです。

人間でない動物は人間として扱わない

  • アルファ(リーダー)の存在 群れを成す動物である犬は、リーダーを必要とします。そのためもし人間のように扱って、平等な関係だと勘違いさせてしまうと彼らは、自分がリーダーになろうとし始めるのです。お互いが自分のことを相手より上の立場であると考えていれば、当然その関係には問題が発生し、傷つけあったりして、愛しあうことが難しくなってしまうでしょう。
  • 個性の消失 「人間化」された犬たちは、個性を失います。他の犬と接することを嫌がったり、危険を感じると飼い主にべったりとくっついたりするなど、とても依存的になるのです。新しい犬や人間と接する際には、この癖が大きな障害となってしまうでしょう。
  • 情緒障害 他の犬や人とコミュニケーションをとることは、犬の成長に必要不可欠な要素です。それを欠けば、情緒が不安定になったり、非行を始めるようになります。
  • 変化に対する恐怖 必要以上に飼い主に依存し自立ができていないため、飼い主が仕事や休暇で不在になるだけで、どうすればよいか分からなくなります。他のペットと一緒に留守番させているだとか、ドッグホテルに預けただとかは関係ありません。飼い主と少しでも離れ離れになった時点で、もうその環境には適応できないのです。
犬は人間ではない3

ペットを愛してはいけない、と言っているのではありません。むしろその逆です! ただ、「犬たちは人間ではない」という当たり前のことを忘れないでいて欲しいのです。

子犬を飼い始めたら、個性を殺すことなく、1匹の犬として育ててあげてください。本当に愛しているのなら、その子のあるべき姿でいさせてあげましょう。