犬に人を噛ませないようにする方法

· 2018年11月21日
犬を教育したり社交性を持たせたりする以外にも大切なことがあります。それは、私たち人間が、彼らとの関わり方を学ぶということです。

「犬と言えば?」と訊かれると、強い忠誠心や(時には過度な)吠え声などが真っ先に挙がるでしょう。でも残念ながら、時には「犬が人間を噛んで怪我を負わせた」や「死に追いやった」などのニュースを耳にすることもありますので、みんなが犬を良い風に捉えている訳ではないでしょう。でも、どうやって人を噛ませないようにすれば良いのでしょうか?

犬が噛む理由

犬はサイズや犬種にかかわらず、恐怖を感じて防衛本能が働くと、噛んだり噛もうとしたりします。もちろん、顎の強いワンちゃんであればあるほど、その分ダメージは大きくなります。

また時に、犬という動物が「攻撃的かつ潜在的脅威」と認識される場合がありますが、ほとんどの場合、その責任は犬自身というより、トレーニングを施す(もしくは施さなかった)飼い主の責任が大きいと思います。

犬が育った環境、受けてきたお世話、社交性を教えられたか、行動を自制する訓練は受けたか…そういった要因が「噛み癖」が治るかどうかのキーポイントとなります。

犬だけでなく、その飼い主も良いトレーニングを受けなければなりません。それは犬の噛み癖を治す上での基本となります。

犬と、噛むという行為について

靴を噛む犬

犬の「噛みつき」は、決して軽んじてはいけない問題です。だからこそ、飼い主と飼い犬の両者が良いトレーニングを受けて、未然に防ぐことが大切なのです。

現に、世界保健機構(WHO)は以下のような統計を発表しています。

  • 犬に噛まれて死亡するケースは、低・中所得の国で起こりやすい。その理由は、犬への医療措置が不適切、もしくは存在していないからである。
  • 被害者は主に子どもたち。彼らは身長が低いため首や頭に怪我を負うリスクに晒されている。
  • 動物に襲われた旅行者の内、50%が犬による噛みつきが原因である

愛犬に人を噛まないようしつける方法

では、私たち飼い主に出来ることはなんでしょうか?実は結構たくさんあります。例えば、子犬の時から遊んでる最中に何かを噛もうとしたら叱るとかもその一つです。

確かに好奇心で色々なものを噛んだり、時に甘噛みしたりするのは、犬にとっては自然なことです。

でもそれをすると誰かを傷つけてしまうかもしれない、ということは知っておいてもらわねばなりません。ではどうやって教えれば良いのでしょう?犬たちを見てみてください。彼らは噛まれた時に痛がって、不快感を表していますよね。

なので、例えば愛犬があなたの指を甘噛みして遊んでいる最中に、つい興奮して噛んでしまったりした時には、「痛い!」と叫んで、すぐにその戯れにストップをかけましょう。これこそが、噛むことの痛さをワンちゃんに分からせる最善の方法です。次第に噛み癖を自制する方法を学んでいってくれるでしょう。

攻撃性を抑えるカギは適切な訓練と社交性

でもこれは実際に噛まれた時の叱り方でしかありません。この問題のさらに根底にあるのが、社交性とお世話なのです。

フレンドリーな環境で、たくさんの友達に囲まれ、落ち着いていて冷静な飼い主さんに育ててもらったワンちゃんは、誰かを噛むような犬にはなりにくいでしょう。

反対に、以下のような条件下で育ったワンちゃんは、好戦性が高い可能性があります。

  • 体罰を受けてきた
  • 家の外で縛り付けられたり、疎外されたりしてきた。
  • 極度に「人間扱い」されてきた。

犬に人を噛ませないようにするコツ

ジーンズを 噛ませない

さて、犬を教育したり社交性を持たせたりする以外にも大切なことがあります。それは、私たち人間が、彼らとの関わり方を学ぶということです。これに関しては、以下のような点がポイントになるでしょう。

  • 犬が用いる「ボディーラングエージ」を理解し、攻撃的かどうかを判断できるようになる。
  • 攻撃的になる可能性がある他の動物と出くわした時の対処法を知る。
  • 子どもがいらっしゃるなら、犬との関わり方を教えておく。そして子どもと犬を一緒に遊ばせるときは常に目を配っておく。これはお子様が小さいなら、なおさらです。

こうすることで、愛犬についての理解を深めながら、起こってほしくない最悪の事態を避けることが出来るでしょう。