発情期に入ったメスの犬をお世話する方法

· 2018年7月20日

雌の愛犬が発情期に入った時どのように対処すれば良いのか、なんて最初は分からないのが普通です。道に出ると、出会う雄犬みんなが(時には攻撃的に)アプローチしてきて散歩に行くのも億劫になります。中には家の前まで来て、マーキングをして帰る犬までいるのです。さて、愛犬が発情期に入ったらあなたならどうしますか?

発情周期と隔離

発情期の愛犬をコントロールする一般的な方法としては、まず「隔離」が挙げられまるでしょう。しかもそんなに複雑ではありません。ただ雌犬が発情期に入った際にフェンスのついた庭などからなるべく外に出さない、というだけです。

驚いたように振り向く犬

発情周期に対処する新発明

他にも発情期の愛犬をお世話する効果的な方法として、「犬の下着」というものもあります。このデバイスを使えば、交尾行為は妨げずに受精だけを防ぐことができます。安価なものでも色々なサイズのものが売られておりますが、一番のオススメは洗濯可能なものです。

他にも、犬が発する匂いを隠すためのスプレーなどもあります。つまり、これを使って雌犬が発するフェロモンの匂いを限定し、雄犬から見つかりにくくするのです。しかもスプレーは簡単というだけでなく、ちゃんと効果的であることも実証されています。

発情周期とフェロモン

発情期の犬が、数メートル先の雄犬を誘惑するためのフェロモンを出すのは自然なことです。そしてこの嗅覚フェロモンというのが雄の性欲を掻き立てる匂いである事も研究によって分かっています。

じゃあ匂いに誘惑され愛犬のストーカーとなってしまった「ロメオたち」をどうやって止めれば良いのでしょうか?これに効果的な方法の一つが、散歩のスケジュールを変更する、です。つまり午後の散歩は夜中に、そして朝の散歩は早朝に変更したりしてみてください。

避妊注射

注射もまた広く使われている方法で、愛犬がすでに交尾をしてしまった時には特に有効です。しかし副作用としてホルモンへの影響が危惧されており、健康上のリスクから多くの専門家がこの方法には反対しています。

また獣医師によってのみ行われる別種類の避妊注射もあり、これは一時的に雌犬の情欲を抑えるというものです。しかし継続的にこの注射を行うと、愛犬には大きな負荷がかかり、腎臓や繁殖力に悪影響を及ぼし、最悪の場合乳がんになる事も危惧されています。

発情周期の問題全てを取り除ける策は、やはり去勢でしょう。動物病院に行くと、非常にシンプルかつ短時間で手術を行なってくれて、愛犬も入院する必要なくすぐにお家に帰ってくることができます。

リードを繋いでおく

愛犬と散歩に行くときは、しっかりとリードで繋いでおきましょう。発情期の雌犬は緊張していたり不安な状態になりがちで、雄犬に怖がって逃げ出したりしかねません。

ちなみに発情期の最初の週は、なかなか雄犬に交尾を許しませんが、最終週にもなると繁殖欲も増し、交尾に積極的になります。

家に雄犬も居る場合

草むらに鼻を埋める犬

他に考えられる複雑な状況としては、発情期の雌犬と雄犬が同じ家に居る場合です。その際には、雄犬に避妊治療を行っておくのが賢い選択と言えるでしょう。

治療はとってもシンプルです。(子犬のうちから)雄犬には、生殖器の去勢や化学療法による精管切除を行うことができます。特に精管切除に関しては注射によって行う事もでき、また交尾能力が衰える事もありません。ただ受精のリスクのみを解消することができるのです。