あなたの愛犬が優れた猟犬かを見極める方法

· 2019年3月2日
犬の本能に基づく猟犬的行動が見られるかは犬種にもよります。この本能がある犬は散歩をしていても常に鼻を地面にくっつけてにおいを嗅ぐ傾向があります。

外にいるとき、あなたの愛犬が鳥や虫の動きに集中しているのに気が付いたことはありませんか?もしこういう行動が見られたら、牧羊犬や狩猟犬などの本能的な行動をご先祖様から引き継いでいるということです。

今回の記事には、愛犬の猟犬としての本能を呼び起こすヒントが詰まっています。あなたの愛犬が優れた猟犬なのか見極めてみましょう。

 

本能とは?

本能とは生き残るために全ての生き物が持っている生まれつきの衝動です。本能があるおかげで、世の中で起こることに対してどう反応していいかが分かるのです。本能のない生き物は、たとえ自分の生息地にいたとしても、完全に弱い立場に置かれてしまいます。

したがって、生まれつきの衝動、つまり本能は一種の「純粋なエネルギー」のようなものです。そして、この力はサイクルのように働きます。すべての動物の行動の原因と結果なのです。本能的な振る舞いはすべて、最初から最後まで、その表れなのです。

本能的な行動の中には、順応するための最初の1歩として始まったものもあり、特定の環境下で生存するため、遺伝的に次世代に受け継がれるものもあります。たとえば、オオカミや野生犬が食べ物を得るには狩猟本能が必要だったのです。

猟犬

中には、しつけを受けたわけでもないのに子犬が特定の行動を自然に見せる犬種もあります。ボーダーコリーの中には生後2~3ヶ月で自発的に牧羊犬としての行動を見せる犬もいます。

犬と猟犬としての本能

人間と犬は、お互いの能力を活かしながら最良の結果を得るために共に狩りをしてきたという歴史があります。個々は強くても弱点はあり、共に働くことで合理性、本能、そして忠誠心を活かしながら自分たちを守ることができるのです。それは、成功が約束された関係です。

ほとんどの犬のDNAには狩猟本能が刻まれています。そうは言っても、食べるために必ずしも獲物を捕まえる必要があるわけではありません。それでも、いくつかの犬種は本能的に狩りをするのが得意なのです。チャウチャウやハスキーなどの古代犬種は、今でも多くの本能をご先祖様から引き継いでいます。

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あなたの愛犬が優れた猟犬かを見分ける方法

愛犬が優れた猟犬かを見極めるには遺伝的特徴と行動を見ましょう。あなたの愛犬の猟犬本能に気が付くためのヒントは次の通りです。

遺伝的要素

前述した通り、本能的な猟犬的行動は特定の犬種のDNAにはしっかりと刻まれています。そこで、遺伝的要素は大きな指標になります。

セッター

あなたの愛犬がテリア、ブラッコ、ガンドッグ(鳥猟犬)、ポインター、セッター、レトリーバー、またはスパニエルの場合、恐らくは強い狩猟本能が備わっています。ビーグル、ダックスフント、そしてダルメシアンにもその傾向が強いと言えるでしょう。

雑種の場合、被毛の模様が上記の犬種に似ているかを見ましょう。しかし、被毛を見るよりは、行動を見る方が確実です。

愛犬の行動

犬種、年齢、性別に関係なく、犬なら猟犬的行動が見られてもおかしくはありません。そこで、あなたの愛犬が優れた猟犬かどうかは行動を分析してみましょう。

猟犬の嗅覚は他の犬よりも優れています。身の回りのもののにおいを嗅ぎ、獲物を探すことに強いこだわりを見せます。もし愛犬が地面、植物、空中、家の隅々のにおいを嗅いでいるのであれば、それは狩猟本能が備わっているサインです。

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においを嗅ぐビーグル

猟犬本能が強い犬の場合、散歩中は鼻を地面から上げることはほとんどありません。通常獲物が隠れている地面に嗅覚を集中しているからです。

また、あなたの愛犬が周りにいる動物に常に集中している様子を見せたら、それも優れた猟犬のサインです。極端な場合、鳥、昆虫、小さなげっ歯類を追いかけようと逃げ出したり、暴れだしたり、飼い主の命令を無視することもあります。

暴れだすというコントロールの欠如は、犬の大きさや犬種にかかわらず、どの犬にも望ましい行動ではありません。かたくなに獲物を捕まえようとする犬は、周囲の動物や人にとって危険です。